ヨガのポーズをしている時でも、
2つの対局にある感覚が同時に存在します。
たとえば、三角のポーズ (トリコナーサナ)
足の裏はしっかりマットを捉え
脚全体は力強く、
NO と言います。
腰や胸は余計な力が抜けつつも安定している状態で
YESと言います。
「ヨーガ・スートラ」にあるように
アーサナは安定していて、同時に楽である
この永遠のバランスを取りつづけていくことが
アーサナであり、
ものごとの本質なのかも・・・
と思うこの頃。
瞑想にしても、
集中することと、自由に意識が広がっていくこと
このバランスが大切とききます。
アーサナの練習をしながら
じつは、自分の心の訓練をしているんだなあ
と感じることが多くなりました。
日常生活で、YES/NOのどちらを選ぶのが適切なのか、
迷うこともありますが、
マットの上での気づきが、判断力を高めてくれる気がします。