「知ってる、

おかあさんって、もう人生の半分は過ぎてるんだよ」


14歳の長女が、何を思ったか

急にこんな発言。


はい、平均寿命から考えたらそうです。○| ̄|_



自分が中学生の頃、

おそらく、30代半ばだった先生の言葉を

時々思い出します。



「お前らな~、子どもの頃や、ティーンの時代は、

毎日時間がたっぷりあって、

ゆっくり毎日が過ぎていくもんだ。


でも、大人になるにつれて、

時間の流れが、2乗で加速していくもんなんだぞ~」



当時は、その言葉の真意がわからず

まあ、そんなものかなあ~

と、のん気にとらえていました。


でも、仕事をはじめ、結婚し、子どもが生まれ・・・・


自分が歳を重ねるうちに、

当時の先生の言葉が、

身をもって、実感できるようになりました。


今では、やりたいことは色々あるのに

時間が足りな~い!



でも、自分がいつ死ぬかなんて

誰にもわからないこと。


もしかして、今日が最後の日かもしれない・・・


そう考えると、数ある選択肢の中で

何が、本当の意味で自分に大切なことなのか

常に、自分の原点に戻ることができます。


こうやって、大きな視点を保ちながらも

逆説的なようですが

ゆっくり、一つ一つ、目の前にある

ものごとに向き合っていく。


それが、毎日を大切に生きていくことなのかなあ・・・


長女の、何気ないひとことから

こんなことに思いをめぐらしました。