ハリと漢方

ハリ治療を受けています

以前のエントリーで、漢方薬でアトピー治療　がわたしには効いた、というお話をしました。

漢方薬では、基本的に体質改善で、現在出ている症状を根本から治していくという考え方ですし、身体全体のバランスを見ていくという点が、対処療法的な西洋医学とは異なります。

1年半ほどから、大陸中国出身のドクターにかかり、アトピー症状や冷え性はだいぶ良くなってきたようです。この先生、シンガポール人の友人のお勧めどおり、腕は確かだと思うのですが、たった一つ問題がありました。

それは、言葉の壁　です。

私は、中国語ができず、先生は英語が片言・・・筆談にも限度が・・・。

というわけで、このところ別の中医師にかかっています。中医師というのは、日本でいうところの東洋医学のお医者さまということ。シンガポールでは、国家試験があり登録制です。

わたしがお世話になっているのは、日本人ではじめて　「フルレジストレーション　（=鍼灸師と漢方薬を扱う医師の両方の資格）」　の資格を取った　ＤＲ島田　久仁子です。

初診の際は、問診でいくつか質問を受けたあと、目の内側や舌を見たり、脈を取ったりし、必要な漢方薬を処方されます。その日は、漢方薬は錠剤のものをいただきました。これは、飲み終わったあと数日から1週間、身体の様子を自分で観察し、必要なら再診予約をする、というシステムを取っているためです。

また、ハリ治療用の別室では、窓から外の木々が揺れるさまを気持ちよく眺めつつ、ベッドの上で約10本のハリを刺していただき、そのまま20分ほど置きました。途中で、モグサで温めて、さらに経脈を刺激することで、滞った気を流す働きがあるそうです。

ハリは予防注射のものよりも細いくらいなので、刺すときに一瞬ちくんとしますが、基本的に治療中は痛くはありませんので、ご心配なく。ただ、弱っている部分のツボを刺激すると痛みを感じることもあるそうです。

在星の方、せっかく中国文化の影響の強いシンガポールにいるのですから、この機会に体質改善をお考えなら、日本語で漢方治療もハリ治療も受けられる島田先生のウェブサイトも要チェックです。

愛と感謝を込めて♥

まりこラベンダージョーンズ

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