カラダをのばすとココロがゆるむ ~ シンガポールで YOGA ヨガをしながら考えた-ラッフルズ


シンガポールの歴史的ホテルナンバー1である、ラッフルズホテル に泊まってきました!

・・・といっても、たったの1泊ですが、大満足の22時間でした。


公式サイト: http://www.raffles.com

サマセット・モームやラドヤード・キップリング、チャーリー・チャップリン、エヴァ・ガードナーなどの文豪や俳優などが常宿としていたといわれる、103室ある客室すべてがスイートというコロニアル調の歴史あるホテル。


建物自体が、まるで博物館のように歴史を感じさせ、高い天井が昔を物語っています。1991年に全館リニューアルをしたときには、歴史を保護しつつも新しく生まれ変わった点が評価され、建築賞も取りました。


実は、お正月そうそう誕生日と迎えた私、娘のアイデア&出資は夫からで、今回のシンガポール内1泊ミニ旅行(しかも子ども達はお留守番で!)が実現したのです。いつもと同じ道を車で走っていても、ラッフルズへの行き帰りは、まったく違った目で見られるほど、何もかも素敵な体験でした。


インテリアは、アンティークがさりげなく飾られ、しっとりと落ち着いた雰囲気ながら、シノワズリーを感じさせるモダンさもあり、派手すぎず、まさに大英国の古きよき時代を思わせます。


私自身も、海外からのお客様をときどきご案内することもあるのが、ラッフルズの観光スポットともなっているロビー。奥に見えるのが、2階3階へと続く、それは見事なな手すりつきの階段なのですが、その手前にあるサインをいつもうらめしく見ている私です。「Residence Only」( =ここより先は宿泊のお客様のみ)


今回はそこを通り過ぎて、美しい階段を上がることができて大満足。(ミーハーですねあせる)


階段を上がって、右手の廊下へ出たところにある、ジョン・トムソン・スイート John Thomson  に泊まりました。シンガポールや香港など極東を中心に活躍した、写真家&著述家だそう。下の額縁の白黒写真が彼の作品です。(・・って、よく見えませんね)


もし、皆さんがラッフルズに行くことがあったら、アーケードの3階にあるミニ博物館へ、ぜひ足を運んでください。


このホテルが、海岸前にあった「ビーチ・ハウス」から、現在のような高級ホテルに変身し、戦争の波をくぐり抜けてきた様子が、写真やポスター、昔のホテルで使われていた小物などの展示から伝わってきます。あまり知られていないことですが、第2次世界大戦時には、日本がシンガポールを占領し「昭南旅館」として使われていた当時の見るに忍びない様子も推し量ることができます。


今年は、シンガポールの歴史に思いをはせ、充実の誕生日を過ごすことができました。すまいる



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