今年に入って日本語版も創刊された Yoga Journal の本家アメリカの最新号September 2008 から個人的ベスト3の記事を紹介します。
1位: A room of one's OM
Create a yoga space at home, and you'll transform your practice and your life
2位: Sooth yourself
In our speed-driven world, even yoga can be fast paced. Yin Yoga offers an opportunity to slow down and come back into balance.
3位: Natural Wonder
Experience the interconnectedness of all things when you meditate in nature
1位は、ヨガ・スペースを自宅に作りましょう、というインテリアもからめた記事。
目に見える形でヨガのためのスペースを作ることが、象徴的な意味でも、自分の日常生活の中にヨガのための空間を作ることにつながり、ヨガを暮らしの一部として取り入れるというコッミトメントを表すといいます。
科学的な材料を避ける、自然エネルギーを使用するとったエコフレンドリーな方法で家を改装しようという提言があります。また時間とコストの節約のため、大掛かりな改装をするのではなく、小さなヨガ・コーナーを作ろうというコラムも。例えば、いま家にある古い机の脚を切り、キャンドルやヨガに関連するアートをかざるとか。
私も自宅にヨガ部屋を作ってから、毎日の練習が楽しくできるようになったことは、以前のブログ 場所の持つ力 で書きました。
2位は、サラ・パワーズによるレッスンプランも出ている、陰ヨガの記事。長くポーズを保つことで、経絡と「気」に与えるの影響にも触れていますし、精神的・感情面での効果も同様に重要であるとし、陰ヨガが心身を瞑想へ最適なコンディションへと導くという点が述べられています。
プランを具体的に書き出すと・・・
バタフライ (ちょうちょ)
↓
サドル
↓
シール (アザラシ)
↓
シューレ-ス (靴ひも)
↓
ドランゴンフライ (とんぼ)
↓
床に寝てツイスト
↓
ハッピーベイビー
↓
シャヴァサナ
各3~5分くらい、必要に応じてプロップも使ってください。(・・・って言っても、陰ヨガを知らない人には、??? だとは思いますが) ポーズ名がわかる方は、お試しを。
陰ヨガの基本概念については、「陰ヨガ」ってどんなヨガ?
をご参考に。
3位は外に出て大自然の中で瞑想してみようという記事。
自然の中では私たちの五感も鋭くなり、自然界の様子を敏感に感じることができるようになるので、自然が生きていることを感じることで、人間である私たちも生き生きとしてくる。
また、遠くへ行かずとも、都会の中にも小さな自然を感じることはできるもの。普段目や耳に入らない自然に意識をむけることで、「自動操縦」でこなしている生活パターンを抜け出すことができる。
以上、3つの記事抜粋で紹介しました。
日本版は、独自の記事も多く、アメリカ版の翻訳は数ヶ月遅れて掲載されるようです。もし興味のある方は、英語版のサイトリンクも覗いてみてください。