9月6日のブログ でストレス解消法のひとつとして、ハーブティを飲むと良いと書きました。


こちらシンガポールは常夏の国、氷入りの冷たいものが飲みたくなります。でも私Pranaここ数年は、基本的にソフトドリンク類は飲まないし、常温の水または、温かいものを飲むように心がけています。


日本にいた時からとても冷え性でしたが、こちらでは建物内は常にエアコン(しかも設定は22度くらいと、とても寒い)と外気平均気温30度の差が大きく、身体にはよくないな~と感じます。


日本でも昔は、夏に冷たいものばかり飲むと身体を壊す、といったものだと思いますが、こちらでも中国系の人は似たようなことをいいます。


1年前から通っている漢方のお医者さんにも、冷たい飲みものと果物の食べすぎでは注意しなさいと言われました。


さて、本題のハーブティです。


市販のもので、私のお気に入りは、箱の絵が可愛い Sleepy Time Tea と、アメリカのヨギバジャン創始クンダリーニ・ヨガの団体が作っている Yogi Tea。 日本でも輸入物を扱うような大きめのスーパーで買えるはず。


でも、アーユルヴェーダのハーブティは家にあるスパイスで、簡単に作れるんですよ。教師養成講座でアーユルヴェーダについて習ったときに、師匠の奥様であるサリー姿の美しいインドラ夫人に習ったものを、ここで大公開しますコーヒー


ふだんはスタジオや出張レッスンでグループを教えることが多いのですが、個人レッスンの方がみえる時は、いらした時とレッスン後にハーブティをお出ししています。これをお読みの方で、「あ、あれね!」と思った方もいることでしょう。


ピッタのバランスを整えるお茶

小なべに水を1ℓほど入れ、クミン小さじ1/2をいれ、ゆっくり沸かす。煮立ったら最低でも5~10分くらいふたをしておく。飲む時は茶漉しでこして。


カパのバランスを整えるお茶

同じ作り方で、スパイスを粒こしょうで。


ヴァタのバランスを整えるお茶

薄切りの生姜を2~3枚で、作り方は同様。


(自分のドーシャがわからない方・・・また別エントリー立てますので気長にお待ちくださいませ。カメ



上のお茶は、ドーシャにこだわらなくても身体に良いのでお好みでOK、詳しく言えば、クミンはピッタに効くことからも分かるようにように熱いものを冷ますとともに、消化を助けます。粒こしょう(必ず丸のまま使ってください。粉だとトンデモなく辛くなります!)は、痰や風邪に効き、生姜も消化を助けます。 




それぞれ単独でもよし、上の2つから3つをミックスしてもよしです。またフェンネルも消化を助けるので、小さじ1/2くらいまで、混ぜてもいいです。スパイスの匂いに慣れていない方は、お好みで量を減らしてください。


日本では、夏の疲れが出てくる頃です。ぜひ温かいアーユルヴェーダ・ハーブティをお試しあれ!