ヨガと姉妹関係にあるアーユルヴェーダでは、体質や性格などの観点から、人間を3つのドーシャに分類しますが、今日はドーシャに関係なく誰にでも共通するストレス解消法をご紹介します。
1) 1日5~10分、シャヴァサナ(くつろぎ/なきがらのポーズ)で横になる。
2) すぐ効くのは・・・
a) 手作り入浴剤でゆっくりバスタイム。
b) ハーブティを飲む。
c) ヨガのポーズをいくつか。
3) 自分の心の内側を見つめる。
a) ストレスの原因を探る。
b) 自分自身のネガティブな考え方を意識する。
4) 感情を表に出す。時には思いっきり泣いたり笑ったりする。
5) 瞑想。
6) 瞑想的な心のあり方を常に持つようにする。
2)-a) 生姜の入浴剤レシピは、ドライ・ジンジャーと重曹を同量に合わせたものを、好みの量お風呂に溶かして。
3)-a) ストレスの原因を探るためには、身の回りのものごと、自分の力で変えられることと、自分ではどうにもならないことに分類する。変えられることはすぐ行動を起こし、できないことに関しては、その事実を受け容れて先に進むこと。
3)-b) ネガティブな考え方をしていると気づいたら、ポジティブな見方に置き換えられないか探る。これは9月3日のブログ
でとりあげた三毒追放が有効です。
5)と6) の瞑想については、心を「空」にするのは非常に難しいことなので、まず自分の呼吸を意識し、見守っていきます。楽な姿勢で座り(椅子でもOK) 背筋をのばし、ゆったりとした呼吸で数分間目を閉じる。始めはこれで充分です。
そして、この時の感覚を日常生活でも感じる機会を持つようにします。例えば、食事をする時は、一口ずつ味わって食べる。歩いている時も周りの景色や音を楽しみながら、足の裏の感覚を感じながら、一歩を踏み出す。 瞑想というと難しく聞こえますが、Mindfulness マインドフルネス、つまり自動操縦で動かずに意識して行動する、ということです。
自分にあった方法を、一つでもいいから日常生活に取り入れてみてください!
(出典: "Everyday Ayurveda" by Vasant Lad
September - October 2008 issue YOGA + joyfull living )