3ヶ月前、ずっと習いたかった歌のレッスンを始めました。


子供の頃から、教会や学校で合唱をしていたのですが、大人になってから10年以上のブランクがあり、シンガポールに引っ越してから、久々にクワイヤに入りました。ヘンデルやベートーベン、メンデルスゾーンなどの大曲のコンサートを年2回をやります。でも、今まで一度も歌い方を習ったことは無かったので、一度きちんと習いたいとここ2年ほど思っていたのです。


新しい習い事をするのは、ドキドキでした。普段はヨガを教える立場ですが、一生徒としてレッスンに向かうと、教わる側の気持ちがよくわかります。この気持ちを忘れずに自分のヨガ・レッスンにも活かしたいな。


歌を習い初めて3ヶ月は、30分のレッスンで 「あ~え~い~お~う~♪」 とか、ドミソミドでスタッカートの 「マママママ、ミミミミミ♪」 を重点的にしました。今まで、いかに自己流で歌っていたか・・・!!! 目からうろこが落ちるとは、正にこのことです。


先生いわく、「ヨガをしているせいか、腹筋はできているけど、口の形、のどの開け方などは、まだまだ」 と基本から直していただいてます。また呼吸法も、今までは、つい癖で、ヨガの呼吸法をつかって歌っていた私ですが、それは大きな誤解だったことが判明。


今のところは、


 習ったことを頭で理解

   → 声を出すごとに身体の使い方を確認してから

      → 歌う


というやり方ですが、レッスンが進むうちに、身体でわかってくる部分がほんとに少しずつですが増えてきているようです。


また、アレクサンダー・テクニークというボディワークについても、最近何冊か読んでみました。欧米では、役者さんや音楽家のトレーニングの一部にもなっている、有名なボディ・ワークですが、日本でもシンガポールでも知名度はまだ低いようです。ヨガとも共通する部分もあり、奥が深そうです。これについてのレポートは、また改めて今度。


まだまだ意識しないと、つい以前の歌い方に戻ってしまうのでそのたびに先生に注意されています。また、練習を少しずつでも (できれば毎日! わかっています~汗) 続けるのが効果的という点は、ヨガと似ています。時間をおくと身体の感覚を忘れてしまい、前回の良い状態に戻るのにしばらくかかることに・・・。


ただ最近は発声練習をしてから、曲を歌うお許しもでて、小さな進歩が嬉しいです。またスケールを毎回発声練習していくうちに、高い音もしだいに出るようになってきました。クワイヤではアルトを歌っているのですが、先生によると私の声はソプラノなのだそう。話し声と歌う声が全然違うのも、おもしろいです。


ちなみに先生は、話し声も美声。もっと美しい声で、私もヨガレッスンを教えられたらなあ。タメイキ・・・。




在星の方で、オーディデョンご希望の方はこちらをご参考に。


シンガポール・シンフォニー・コーラス

http://www.symphonychorus.sg/