バラのお世話を始めましょう。
2回目の今朝は、お腹がすいた!の巻です。

春にたくさん花を咲かせたバラの木は,
今コンサートを終えたアーティストのよう。
最高のパフォーマンスでオーディエンスを楽しませた後は、
スタミナの補給が必要です。
特にまだ長いツアーを控えているアーティスト(四季咲き性のバラ)は
疲れを早く癒して,
次のパフォーマンスへの備えをしなければなりません。
そう、肥料の出番です。
プラーナでは地植えのバラには
バイオゴールドのバラ専用有機肥料を
月に一度与える様にしています。
6月1日、7月1日。
気温が平年よりも低ければ8月1日にも与えています。
また、鉢植えのバラには化成肥料を与え,
2週間に一度、ハイポネックスピータース等の
液体肥料を与えます。
肥料を与えるときに、ひとつコツの様なものがございます。
それは株もとのすぐ近くに肥料を置かないという事です。
植物の根は、その体を支える為に
自分の体から遠くへ、遠くへと根を伸ばして行きます。
根の先端部分にある白い根が、
いちばん効率よく養分や水分を吸収できる部分です。
ですから、株元に置いてしまうと効きがイマイチなんてことに。
地植えにして2年以上の苗ならば
株元から最低30cm離した場所に与える様にしています。
今年植え付けたばかりの苗でしたら,
株元から20cmほど離して与えています。
また鉢植えの場合は、
鉢のへりに3~4カ所に分けて与えます。
つまり、根の先端の白い部分を狙って与える様にしています。
防虫の役目を果たすオルトランの顆粒を与える際も、
ポジションは同じにしています。
分量ですが,肥料の袋の説明書きにある分量を守って与えて下さい。
ただし,地植えで2年以上の大型のつるバラなどには、
体の大きさに合わせて増量して下さい。

明日からは病害虫について記させて頂きたいと思います。
Special thanks to Mrs. Shimizu & Mr. Osanai (Keihan-engei)