①の続き


私は病気の発症を境に、全く書くということが出来なくなっていました。
連日山ほどの活動報告等、いつも執筆に追われていたせいでしょう。

病気は私の思考回路をダウンさせてしまいました。

書くための脳の回路が遮断されてしまったみたいに、いざ何かを書こうとしても、全く言葉が出てこないのです。

書きたくても書けない。
これはつらかったです。
うつ病って不思議な症状になるものだと思います。

その状態が最近まで続いていました。

でも、時期が来たのでしょう。
今年に入ってからまるで薄紙をはがすように少しずつ書きたいという思いが強くなり、書くことがやっと出来るようになってきたのです。

そこからの回復は目を見張るものがありました。

まるでツキが落ちるように、再び目覚めの時が導かれました。

その影には、私を支えてくれていた家族であり私の魂の宝である動物達の愛がありました。

このお話しは本編を始めた際にご紹介出来ると思いますので、ここでは触れませんが、沢山の愛と力に支え、導かれ、約五年の休眠から私は目覚めました。


そしてやっとこうして皆様の前に、ご報告とお詫びが出来るようになりました。
長い間ご心配とご迷惑をおかけしてしまったことを改めてお詫び致します。


書くことが出来るようになったら、ずっとずっとやりたかったことがありました。

プラーナを始める前からやりたかったことです。

でも活動に忙殺されて出来ず、病気で出来ず、と15年の時を費やしました。

でも今は思います。
それは必要な時間だったのだと・・・

確かにこの15年でさらに伝えたいことが増え、その内容や重みも濃く深くなりました。
全てはタイミングだったのではないかと思います。

私がずっとやりたかったこと・・・
それは動物達の命の尊さとその愛を伝えることです。

私だからこそ伝えられる、私にしか伝えられないことがあるのです。

そしてそれが私の本当の使命であると確信しています。

ここまでたどり着くのに、長い時が必要でしたが、やっとこうしてその場を持つことが出来ました。

このブログのスタートは、本当の私の使命の始まりであり、私の新たな活動の幕開けです。

詳しい内容は次回に ある告白と共にお伝えします。

今回はまずは以上のご報告とさせて頂きます。


最後に・・・
私とプラーナのこれまでの15年は、決して無駄ではありませんでした。

先にも述べたように、本当に命を削っての活動でしたが、私達の活動は、全国に沢山の種を蒔きました。

プラーナが里親詐欺被害防止のために作成した「プラーナ方式マニュアル」は、今も全国で里親探し活動をなさっている方々のバイブルとして使われ、多くの命を守っています。

それがプラーナ方式と知らないまでも、今ではそれが常識として広く認識されるようにもなっています。

沢山の次世代を担う活動家も生み育てました。
プラーナで育った素晴らしい活動家達が今も全国でその芽を出し、新たな種を蒔いています。

また活動を始めた頃は自治体による動物殺処分が安楽死によるものではないことを知る人はほとんどいませんでしたが、私達の啓発活動が多方面に種を蒔き、そこから沢山の活動家や団体に受け継がれていき、この15年で全国の殺処分数は当時の半分にまで減りました。

その他にも本当に沢山の芽が、病気になってプラーナが活動を縮小してからも、変わらず生まれてくれました。

今も、蒔かれた種はいろんなところで新たな芽を出し続けています。

沢山の方々からのご報告やご連絡をお受けするたび、感謝と喜びでいっぱいになります。

これも沢山の方々に支えて頂いてきたお陰です。

スタッフ、会員さん、ボランティアさん、そして全国のプラーナに関わって下さった皆様、本当に本当にありがとうございました。

病気も、きっと神様が私に与えてくれたきっかけであり、次のステージに移るための導きだったのだと今は思います。

根本を変えるために本当にしなければならないこと、その行くべき道に導いてもらえたのだと思います。

より多くの命を救うために・・・

今は全てに心から感謝をしています。


今まで至らぬところも多々あり、ご迷惑をおかけしたこともあったことと思いますが、つらかったことも全てがここに至る学びと導きとなりました。

これからも私の使命は続きます。
第二幕のスタートを皆様への感謝を胸に切って参ります。

どうかこれからも暖かくお見守り頂きますよう心よりお願い申し上げます。


さて、このブログについては次回内容を触れさせて頂きますが、その後に本編としてスタートします。

大切なことを命をこめて執筆して参りますので、アップは毎日という訳には参りません。

3日から5日に一度か、もう少しお時間を頂かなければならないこともあると思いますが、必ず皆様の心に愛の種を蒔けると思いますので、どうかお見守り頂けますようお願い致します。

また本編は本を執筆するスタイルの構成とします。
古い記事から順番に話が繋がり本を読むように展開していく形になります。

途中から読まれた方は本編最初から目を通して頂くことをお願いしていくこととなります。

素晴らしい愛に満ちたお話しをお伝えできるよう努めて参りますので、沢山の方々に広くお伝えしていくことが叶うよう、皆様のお力添えもお願い申し上げます。

それがきっと、大きな啓発とも、なっていくことを心から願っております。桜


追記クローバー

プラーナ設立当初からのメインスタッフのアッコ、観音様のようなあなたの動物達への慈愛に沢山の感謝をしています。

いつも片腕として支えてくれた和美さん。

翻訳でいつも無理言っても支えてくれた由美子さん。

沢山の調査に力を発揮してくれた聡明で可愛い友紀ちゃん。

動物達のお世話や保護にその優しさで力を発揮してくれた美絵さん。

パネル展では真夏の暑い日も雪降る寒い日も頑張ってくれた真子ちゃん。

いつも明るい笑顔で私やみんなを元気にしてくれた栄美っこ。

保護・救済活動では大活躍してくれた慈愛と行動力のむつみさん。

ポスター制作では素晴らしい絵を書いてくれたみずほさん。

保護で活躍してくれた
王さん、いぎくん、黒田さん、真奈さん。

ネット関連で支えてくれた律子さん、上田さん。

パネル展で頑張ってくれた頼りになるイケメン小松くん。畑さん。井本くん。

そして私の左腕?をしてくれた大切なスタッフなみへー。

スタッフのみんなに支えてもらってプラーナはやってこれました。心から感謝しています。
ほんとにみんなありがとう。
お礼が遅くなったことを許してくださいね。


そしてそして、わたしが病気になってからも変わらず支え続けてくれた花月さん。
あなたがいなければ、今の私もプラーナもありませんでした。
今もメール担当としてプラーナを一番に支えてくれているあなたには生涯感謝してもしきれません。
本当にありがとう。

この場を借りてプラーナを支えてくれた愛するスタッフの皆さんに改めてありがとう。