一つ一つの経験が、僕を、フランス語の習得に力を入れなさい。と後押しするのです。

5月6日。

パリに出かける。

全然、上手く話せない。
当たり前の話だ。

シャンティイの駅で、簡単に切符が買える自動販売機を見つけた。

いつもなら、切符を買うのに気分は大仕事。

窓口に並び、順番を待ち、自分の番がやってくると『Bonjour』から始まり、『アン ビレ プル パリ アレ ルトゥール シルヴプレ』(パリ行、往復の切符を一枚ください)と丸暗記したフランス語を話す。

窓口のお姉さん(おば様)は僕の片言のフランス語を寛大な心で理解してくれる(笑)

しかし、そのあと、いつも何かしら理解できないフランス語で質問をしてくる。

実はその質問の大体の内容は解っていて、学生か?とか未成年か?みたいなこと聞いているのであります。要は、通常より安く切符を買える条件を見た目が若く見えるアジアの若者に親切に聞いてくれているのです。

あ~、多分その事を聞いてくれているんだろうな、と思いつつも、『何言っているか解らないよ』と困った顔をすると、『ケラジェ…?』と言い直してくれる。

『ケラジェ』とは、『Quel age』、何歳ですか?という質問。

そこで僕は自分の年齢を答えて、通常の値段で切符を発券してもらい、カードで支払いを済ます。

やりだしたら、もう流れのままに対応するだけだから、そんなに苦では無いのだけど、それまでにあれやこれやと余計な事を考えてしまうもので、この日は、そんなまどろっこしさを感じることなく簡単に切符が買える自動販売機を運良く発見してしまったので、それに甘えることにした。

でも、その後、自分が何かから逃げたような気がして、電車の中で『それでいいのか?』と自問自答モードに突入したのであります。

こんな気持ちになるくらいなら、多少困惑しながらも、窓口でマドモアゼル(マダム)から買って、『ほっと安心+達成感』と『フランス人の笑顔』(たまに無愛想な人もいるけど)を頂いた方が良かったのでは?なんて考えたりしてね。

で、その度に思うのです。

『フランス語喋れるようになろう!』って。


“cogito, ergo sum”
“cogito, ergo sum”
“cogito, ergo sum”
“cogito, ergo sum”
“cogito, ergo sum”

というわけでギメ美術館とポンピドゥーセンターへ行って参りました。