大友啓史監督作「宝島」を観ました。
制作費20億を使って沖縄を1950年から70年までの群像劇を描く。
アメリカ占領下の沖縄で米軍基地から物資を盗んで市民に配る盗賊グループがいた。そのリーダーがオン(永山瑛太)だった。ある日、彼が失踪して姿を消す。グループは解散して弟のレイ(窪田正孝)、グスク(妻夫木聡)、ヤマコ(広瀬すず)はそれぞれの道を行く事になる。レイはヤクザになり、グスクは刑事、ヤマコは学校の先生になるが、オンがまだ生きていると信じている。沖縄では米軍兵が事件を起こして、沖縄県民の怒りが頂点に達してコザ市で暴動が起きる。ここはセットで撮影されたそうだが、街中で暴れる群衆や燃える車など、大掛かりなセット撮影がなされていて迫力があります。
沖縄は2度ほど旅行に行きました。戦後の本土復帰前は大変だったのだなと思いました。画面からほとばしる熱気を体験できましたね。
