「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」を観ました。
「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督の最新作は詐欺師をテーマにしたコンゲームものです。
この作品には原作があり、韓国ドラマの「元カレは天才詐欺師 38師機動隊」をベースにしているようです。
税務署に勤める真面目な公務員・熊沢を内野聖陽、天才詐欺師・氷室を岡田将生が演じている。
ストーリーは税務署員の熊沢が個人売買で車を買おうとして氷室に詐欺で車の代金を騙し取られてしまう。
友人の刑事に氷室を探してもらい、自宅を張り込みしているところに氷室が車の代金を返して許してもらおうとするが、熊沢は納得しない。そこで熊沢が追っている橘という不動産ブローカーが脱税している10億円を徴収してあげると交換条件をもちかける。橘は権力を使って熊沢の同僚を自死に追いやっていることもあり、熊沢は氷室の詐欺の誘いに乗ることになり、くせ者ぞろいの詐欺師集団《アングリースクワッド》を結成する。
氷室は橘を不動産の架空取引ではめようと画策するが、ここはNetflixの「地面師」とどうしても似てくるのだが、コンゲームの名作「スティング」のような鮮やかなラストに持っていけるのか?
ここをどうやって観客をうまく騙せるのかが上田監督の腕の見せどころ。
「カメラを止めるな!」と同様ひねりの効いたラストに導いてくれます。
