藤本たつきの原作漫画をアニメ化した作品「ルックバック」を観ました。
平日の夜9時の回だったのですが、けっこう客が入ってました。かなり人気なようです。
入場する時に小冊子をもらいました。
中を見るとネームより描き込んだラフな漫画が載っていました。実際の漫画のコマ割りとはちょっと違ってますが、最後まで載ってます。
今、YouTubeで絶賛されていたので後追いで原作漫画を知ったのですが、漫画は読まないでアニメを観に行きました。
素晴らしい出来でした。
ストーリーは小学生の藤野が漫画を通して京本と出会い、一緒に漫画を描いて仲良くなっていくが、やがて辛い別れがやってくるというもの。
私も友達と一緒に漫画を描いていた時期があり、とても共感できました。
色んな思いが込められているので、一言では言い尽くせない、語り合いたい作品だなと思いました。
アニメーションとしても手描きのラフさをあえて残して若者の不安定さを表現していてとても良かったです。
上映時間も58分と短いですが、充分に満ち足りた気分にさせてくれます。
また観に行きたくなる作品です。