マシュー・ボーン監督最新作「アーガイル」を観ました。
ポスターのズラリと並んだキャストを見ただけで面白くないわけがない!と期待させてくれます。
ストーリーはアーガイルというスパイを主人公とした小説を書いているエリーが旅先で出会ったエイダンからアーガイルのストーリーが現実のスパイ組織の活動と一致しており、エリーは組織から狙われているという話をされる。小説の続きをめぐり謎の男エイダンとの冒険の旅が始まる。
ここからネタバレ注意⚠️
ヘンリー・カビルは小説の主人公アーガイルを演じており、アバンタイトルは007のようなド派手なアクションで魅せてくれます。
ヘンリー・カビルも007役の候補になっていたくらいなのでスパイ役はピッタリ。
「コードネーム・アンクル」や「ミッションインポシブル」にも出ていましたね。
次の007役でもいいと思うんですけどね。
しかし現実のスパイというものはカッコイイという007がもたらしたイメージとは真逆の一般人に溶け込むくらいの地味な人物でないといけない。
この作品ではアーガイルとエイダンを交互に見せて、虚と実の比較を映像的に面白く見せている。
劇中曲でビートルズの最新曲「ナウ・アンド・ゼン」が数回流れます。これはマシュー・ボーンがポール・マッカートニーに会って使用許諾をとったようですね。
エリー役のブライス・ダラス・ハワードは役作りのためかだいぶふくよかになってますが後半に大アクションシーンが用意されていて伏線回収のしまくりで上手なーと思います。
スパイアクションコメディとしてまったく飽きさせない仕上がりになってます。
最後にキングスマンとのつながりも示唆されていて今後も楽しみです。