翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜 | やまちゃんのホビー日記

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映画、グルメ、サバゲーなど趣味の日記です。

翔んで埼玉の続編を観てきました。

前作の大ヒットを受けて今作は関西を絡めてディスりまくる痛快な作品となってます。


ここからネタバレ注意⚠️


麻美麗と百美は海のない埼玉にビーチを作ろうと和歌山の白浜から砂を運ぼうと計画する。


千葉解放戦線に船を借りに行くと麗が叫ぶ。

「阿久津はどこにいる?」

あちこち問い合わせるが誰も答えようとしない。

降板でもなく代役にもしないというギリギリの線を狙ったニクイ演出ですね。

船に乗ったはいいが嵐にあって難波。

打ち上げられた所が和歌山の白浜ビーチ。

麗を助けたのは滋賀解放戦線のリーダーで滋賀のオスカルこと桔梗(杏)だった。

ここから関西の力関係が表現される。

大阪府知事の嘉祥寺晃(片岡愛之助)が

日本を大阪化する計画を企んでいた。

まずは関西圏の支配を強化するため京都と兵庫の知事とは仲良くして他の県は虐げるという恐怖政治をしている。

ここで関西人が発する言葉で

「知らんけど」がよく出てくる。

自分の意見に自信がない時に捨て台詞的に発せられる言葉である。強気なんだけどどこか疑心暗鬼なところをうまく表現してます。

甲子園球場の地下にタコ焼き工場があり、「チャーリーとチョコレート工場」をまんまパクった感じでダンスシーンが笑える。

麗は桔梗とともに滋賀で大阪軍の攻撃を迎え撃つ。

ここで活躍するのがローカルキャラ

「とびた」



交通事故から子供を守るためにドライバーに注意をうながす立て看板キャラである。

これが敵を惑わすための仕掛けとして使われる。琵琶湖の砂浜に打ち上げられた壊れたとびたが物悲しい。。

嘉祥寺は最後の切り札として白い粉(タコ焼きの粉)を満載した通天閣をミサイルとして関東圏に発射するw

さあ埼玉はどう対抗するのか?…知らんけど。