グランツーリスモを観ました。
シムレーサーはプロレーサーに勝てるのか?この疑問に答えてくれる作品です。
グランツーリスモで大会を開いて1位になったものを集めGTアカデミーで訓練をして実際のレースに出場をさせるという実話を映画化している。
監督は「第九地区」「チャッピー」のニール・ブロムカンプなので凝った映像作りが期待できます。
グランツーリスモとはプレイステーションでプレイできるゲームソフトでリアルな車の表現、細かいカスタムやセッティングができること、そして現実に走っている実車を取り揃えいるところが特徴として挙げられる。
単なるレースゲームではなくリアルドライビング・シミュレーションと呼ぶように、セッティングすれば車の挙動の変化がわかるようにリアルなシミュレーションを体験できるようになっている。
とはいえ、エアコンの効いた部屋でプレイするのと実際にレースカーに乗って運転するのはだいぶ違うだろう。エアコンのない車内で何時間も運転するにはかなり体力を要求されるはずで、劇中、GTアカデミーではドライビングと同時にフィジカルトレーニングをやっている。
レースシーンもドローンを使って自在なカメラワークで迫力を出している。
ゲームそっくりの画面を出したり効果音もゲームからそのまま使っていたりと遊び心に溢れていて面白い。
ドラマ部分も親子の確執やトレーナーとの友情などしっかり描かれており、安心してオススメできる作品です。
