スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースを観た。
映像に関しては文句なく面白い凝った絵作りが楽しめる。
ストーリーは映画「ザ・フラッシュ」と比べると興味深い。
前半はヒロインのグウェンがヒーローの自分と日常の自分に引き裂かれる姿が描かれる。自己の二面性を父親に理解されない苦しみをアニメならではのタッチで表現している。
ポリコレに被れたディズニー作品ではこのような苦しみを全く描かないから感情移入できないんだよね。
⚠️ここからネタバレ注意⚠️
グウェンのエピソードの次は主人公のマイルスのエピソードへ移って行く。
グウェンはマルチバースに存在するスパイダーマンのソサエティに参加しており、マイルスも誘い未来の世界へ向かうが、スパイダーマンソサエティのボスであるミゲルからマイルスは異端扱いを受け、スパイダーマン達に追われる身になってしまう。
父親を助けるために次元を越えたもののたどり着いたのは死んだはずの叔父アーロンが生きている世界だった!
ここで第一部が終わる。
うーん、いいとこで終わるなー。
ここで「ザ・フラッシュ」の母の死という宿命を受け入れたバリーと父の死を受け入れられず抗うマイルスの違いが面白い。
まだストーリーは完結していないので、どういう展開になるのかわからないが、楽しみに待つことにしよう。
