ボヘミアンラプソディのIMAX版を観てきました。
11月の初日に観に行って2ヶ月経つが、いまだに人気が衰える気配がなくほぼ満席でした。
IMAXだと映像と音が良いのでライブの臨場感がすごいですね。
2回目ともなると色々と気づきもあったりします。
なぜタイトルが「クイーン」じゃなくて「ボヘミアンラプソディ」なのか?
これがフレディマーキュリーを追ったストーリーであることはわかりますが、
2回目に見るとボヘミアンラプソディの曲の成り立ちとフレディのセクシャリティの変化がリンクしていることに気づきます。
最初は女性の恋人がいるノーマルだったフレディが次第に男性に傾倒していくことに苦悩する。
「ママ、たった今人を殺してきたよ」という歌詞にはノーマルだった自分を捨ててしまったことへの暗喩だったことがわかる。
今と違ってゲイに対する理解がなかった時代で苦悩するフレディの物語だからこそ「ボヘミアンラプソディ」がタイトルになった理由が理解できる。
劇中に出てくる髭面の音楽プロデューサーはマイク・マイヤーズが変装して演じている。
マイク・マイヤーズは90年代の映画「ウェインズワールド」で車の中で「ボヘミアンラプソディ」を
ヘッドバンキングしながら歌うシーンがある。
これを知ってるとネタとしてさらに楽しめます。