空の色

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暑くなったり肌寒かったりの5月です。 

 

とある海辺のホテルにて。

東側は、ラピスラズリの青色。

雲がたなびき、だんだん陽は西に傾き始めます。

ホテルの海側にあるサテライト。

 

 

この丘の下のビーチサイドハウスでは、結婚式の二次会があってるようで、

賑やかな歓声や拍手が響いてた。

双子の小さな女の子達が、同じ真っ赤なチュールドレスを着て、

砂浜を走り回ってた。

ネクタイを緩めて白シャツだけになったお父さんが、

息をきらして二人を追いかけるシルエット。

少しずつ夕陽に染まりだす。

お父さんはきっと、二人が今日の花嫁のように、いつか遠くへ行ってしまうことを、

淋しく幸せに思いながらかな。

 

ふと、私も自分の結婚式の事を思い出したりして。

20代持っていた、どこからくるのかわからないポジティブさは、

きっと世間を知らなかったせい。

今もし、タイムワープできるとしたら、

若い私に言わなくちゃいけない事が、たくさんある。

でも、わかってはもらえないかもしれないなぁ。

同じくらい、どこからくるのかわからない不安感もあった。

 

そう考えると、歩んできた登り坂にも意味があったと思う。

景色は変っていく。考え方も。

若い頃は、朝日が昇り夕陽が沈む景色が、当たり前だと思ってた。

雨、霧、厚い雲で隠れていても、別の日には、優しい夕焼けが広がる。

すべて違う空だった。

それが一期一会だと、あの時は思いもしなかったなぁ!

自分なりに、小さな答が見つかって、ずいぶん楽になった今。

 

 

光の道と、絵画のような空と雲。

 

いくつになっても、ハートにときめきを。

本だったり、歌だったり、仕事のおもしろさだったり。

すてきな人に憧れたり、学んだりetc.

そんなときめき・・・

 

ふと、スピッツの「P」が耳の奥に流れる。

 

何か大切なことを想い出しなさい。

空から届いたのは、

過去の私からのメッセージなのかも。

アドヴァイスは、逆だったのかな・・・

そんな不思議な夕暮れでした。

 

さて、「不思議」と言えば、こんな本と出逢いました。

「猫の建築家」と続編の「失われた猫」です。

(森 博嗣 文・佐久間真人 画・光文社)

廃墟なのか人が営む場所なのかわからない、レトロな街。

動かない電車、点かない街灯、家の窓。

次のページでは同じ場所に、すべて明りが灯っている。

ただ、時計は同じ時間で止まっている。

登場するのは猫たちだけ。

生まれ変わりを感じる猫が語る、記憶のかけら。

なぜ、自分はここにいるんだろう?

なぜ、建物はそこにあるんだろう?

猫の心の奥に入り込んでいきます。

読んだ人の数だけ受け取り方がある、大人の絵本。

 

「運命と自分の一致」という言葉が出てきます。

そうなった時に、自分の存在価値を知る事ができるのでしょうか??

むずかしいっ!

よかったら、不思議体験してみて下さい猫

 

ちなみに左側のポストカードは、レオナール・フジタです

 

お天気が続いて、シャルは草の中を楽しんでます。

そして、お昼寝。

こので~んとした寝相!ど~んと開いた脚!貫禄です。

 

1歳過ぎの頃は、こんなに小さかったのに(笑)

 

 

ではでは、また☆