年が明けて平凡な日々を繰り返しています。その間にも、地球の何処かでは苦しみに満ちた暮らしを余儀なくされている人たちもいます。
ウイグル人はチャイナの歴代政府との戦いの中で、 1933年11月12日 および1944年11月12日それぞれ東トルキスタンイスラム共和国および 東トルキスタン共和国を宣言しました。 我々ウイグル人は独立宣言した東トルキスタンイスラム共和国および東トルキスタン共和国を記念し、独立の為に犠牲になられた英霊 達を記念します。それと同時に、チャイナ政府の東トルキスタンで行っている 史上最も残虐な植民地支配を激しく非難します。 チャイナは、東トルキスタンを不法に占拠しています。 “ヤルタ秘密会談” によって、東トルキスタン国民の自由意志が無視され、大国が東トルキスタン の独立を否定して、その結果として、チャイナ政府(中華人民共和国政府)は 東トルキスタン共和国を占領し、所謂 新疆ウイグル自治区”を設立し、 66 年間残虐な植民地支配を続けて来ています。 チャイナの植民地支配の下で、東トルキスタン国民の基本的人権が蹂躙され、 ウイグル人は虐殺され続け、政治的に、経済的に、文化的に、宗教的に、教育 的に厳しく弾圧され続けています。長期にわたるチャイナ政府のウイグル人に 対する差別的政策、そしてウイグル人の宗教的、政治的、教育上の、また経済 的な諸権利へのとてつもなくひどい抑圧は、東トルキスタン国民、特にウイグ ル人の激しい抵抗に遭っています。 チャイナは植民地支配を強化する為に、東トルキスタンに巨額な投資を費や しています。中国人がこの開発政策の主たる受益者です。チャイナ政府は東ト ルキスタンにおけるウイグルの人々の経済的疎外戦略の追求を続けています。 東トルキスタンの優れた経済的そして戦略的価値はチャイナ政府が経済的利益を ウイグル人を除外する動機付けを増幅させている。 この地域の重要な石油、石炭、そしてガス産業の従業員の大部分は明らかに中国人であり、中 国人が大多数を占める会社が東トルキスタンにおける最良の農地の多くを管理 しています。 何十年にも渡ってチャイナ政府はチャイナ内陸部から東トルキスタンへの中 国人の大規模移住を通じてウイグル人(東トルキスタン)に対しての支配を確固 とすることを試みてきました。 この移住政策は東トルキスタンにおける劇的な 人口統計の大転換を生じせしめただけではなく、中国人をこの地域にお ける発展の第一受益者としてきたのです。中国の2010年度国勢調査によると、東トル キスタンの現在の人口は、 1949年以降東トルキスタンに不法に移住した875万人 の中国人を含んで(1949年には漢民族は20万人だった。 )2181万人となっています。ウイグル人は1020万人を占めており、 (2000年の国勢調査による、 2010年 の数値はまだ発行されていない)東トルキスタンにおける多数派をいまだに構成 しています。 しかし人口の転換は中国人にさらにいよいよ好都合に動き、ウイ グル人を祖国にいながら外国人にならしめているのです。 同時に、 ウイグル人とくに結婚適齢期の女性、少女が当局によって強制的に東中国の都市部工場への労働力移動計画に参加させられています。 2006年以来、 十数万人ものウイグル人未婚女性が東トルキスタンから連れ去られ、虐待的、 抑圧的な労働及び生活条件に配置させられています。加えて公式な中国情報筋 は2011年3月, 28万人のウイグル人学生をその月末までに「訓練目的」のために 東トルキスタンから中国内陸部に移動する計画を報道しました。世界ウイグル 会議(WUC)はこのような方法は、ウイグル人の文化とアイデンティティを希釈 する為の広範な計画の一部分であると確信しています。また東トルキスタンは その計画のまた一部として当局が収監者でもない人たちを「hashar」 という名 で言及される強制労働にさせています。 もしも家族の誰か一員を農業、インフ ラ他の公共土木工事で働かせることを怠ったならば親族でさえもが罰金を課さ れてしまいます。 現在進行している経済からのウイグル人の除外の結果として、東トルキスタンの公式統計は中国人よりもウイグル人のほうに高い失業率と貧困率を示して います。東トルキスタンにおけるチャイナの差別的政策は中国人とウイグル人 との間の収入格差を拡大することにより、民族間の分裂をより鮮明にしています。 世界ウイグル会議 はチャイナ政府に対し、東トルキスタンにおける社会不安 定の根本的原因を発表し、また経済発展に伴う文化的、社会的、宗教及び政治 的差別や、 ウイグル人をチャイナ文化に同化させ疎外させる為の間違った政策 をただちに中止することを強く主張します。 世界ウイグル会議はチャイナ当局にウイグル人への組織的な経済的差別を停 止し、 ウイグル人住民を東トルキスタンの発展計画に組み入れてウイグル人を も東トルキスタンの資源の受益者とすることを要求します。現在存在するウイ グル人と中国人との経済的不均等はウイグル人の発展の権利を侵害するだけで なく、社会的緊張を増大させるものでもあります。もしもチャイナ当局が 東トルキスタンの安定に本当に関心を持っているのであれば、社会及び経済政策を 根本から再定義しなければならない。 世界ウイグル会議は、チャイナ政府に対して、イリハム· トフティ准教授は じめ、政治的理由で投獄されている全ての“政治囚”を無条件に釈放すること を強く主張します。 世界ウイグル会議は、チャイナ政府に対して、所謂“バイリンガル教育”の 名を借りて実施している中国語教育強制政策をただちに中止し、ウイグル語教 育の本来的地位を回復させることを強く主張します。 世界ウイグル会議は、チャイナ政府に対し、 ウイグル人を中心とする東トル キスタンムスリムのイスラム教に対する信仰の自由を保障し、宗教弾圧政策を ただちに中止することを強く主張します。
中華人民共和国(チャイナ)はウイグル人の虐殺・弾圧をやめろ！
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