2009.03.04 自由時報 | 台湾発ドラマ|痞子英雄~Black & White~|prajnaworks

2009.03.04 自由時報

ヴィック、命がけでワイヤーに吊られ3時間

暑さでメイクもくずれるほど



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■ヴィックとマーク『痞子英雄』でワイヤーに吊られ、3時間に及ぶ命がけの演出



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■ヴィックとマークは『痞子英雄』で絶えず危険を冒す命がけのシーンを演じている(普拉嘉提供)


記者陳慧貞/台北報道


ヴィックはドラマ『痞子英雄』で命がけの撮影を行った。悪者に縄で縛られ、ビルの3、4階ほどの高さから吊るされるというシーンで、彼は3時間以上もの間吊るされたままだった。撮影が終わり、地上に戻ると腰や背中が痛く、足は棒のようになっていて、痛さで声も出ないほどだった。



ワイヤーで吊られたまま3時間、足は棒のように


ツァイ・ユエシュン監督によるドラマ『痞子英雄』は公共電視で4月から放送される。ヴィックが演じる役は「ごろつき(痞子)」刑事であるため、危険を冒して悪者を追い詰める時のほとんどを、「英雄」役マーク・チャオに任せている。その中の一つのシーンでは、ヴィックとマークは事件を追っていたが、逆に悪者に捕まり縄で吊るされてしまう。このシーンの撮影のために、撮影隊はあるブリキ倉庫を選び、6人の大男がワイヤーを引っ張った。ヴィックとマークは腰の所だけで吊るされていたため、両足は体を支えることができず、腰と背中の力だけでバランスを取っているしかなかった。



倉庫内はあまりに暑く、メイクさんは化粧直しで大忙し


このシーンの撮影は、ちょうど夏の盛りに行われ、倉庫内は温度も上がりひどく暑くなっていた。ヴィックは空中に吊るされ、顔には悪者と闘った傷の血のりメイクを施していたが、高温のため、その血のついたメイクでさえドロドロになってしまった。だがメイクさんはわざわざ高台に登ってヴィックのメイクを直さなければならなかった。

ヴィックはワイヤーで吊られるのは初めてではない。『戦神~MARS~』では、10階の高さから飛び降りるシーンを撮影したことがある。これは同じくツァイ監督のドラマで、ヴィックにとって、ツァイ監督のドラマ撮影は毎回忘れられないものになっていて、監督がドラマを撮るときの「拼命三郎」(命がけ)の精神もヴィックにとって印象深いものとなっているのだ!