☆スターエクスプレス☆ 【陳在天】Vic 周渝民 | 台湾発ドラマ|痞子英雄~Black & White~|prajnaworks

☆スターエクスプレス☆ 【陳在天】Vic 周渝民



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「Focus! 一心不乱に全力でやること、それが素晴らしいパフォーマンス!」


― ヴィック・チョウ
周 渝民



彼は痞子(ごろつき)であり、英雄だ。
ツァイ監督から見たヴィックは、新しいことに果敢にチャレンジする、稀に見る素晴らしい俳優。


『流星花園~花より男子~』、『戦神~MARS~』など多くのドラマや映画での試練を重ね、『痞子英雄』は彼の8年の役者人生を現わす最上の作品となる。


「カメラの前で演じることが、とても楽しい!」アジアのビッグスターは、満面の笑顔で言うのだ。
ヴィックの、演じることの喜びは、撮影現場にいる全ての人に感染し、疲れたスタッフ達に元気を与えてくれる。
ヴィックは人付き合いが良く、スタッフと同じように現場を出入りし、宿舎に泊まって、弁当を食べる。少しも横柄で傲慢なところがないのだ。
現場でのヴィックは、いつも静かに考えている。どうすればその役をもっと活かし、共演者との演技がうまくいくか。完璧なパフォーマンスのため、力の限り努力し、躊躇することがない。



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ツァイ監督は言う。『痞子英雄』はもともとヴィックを中心として設定したドラマだと。
「僕達はヴィックの持つユーモアに気づき、それを発揮できればと考えた。そしてヴィック自身もそんな一面を見せることを望んでくれた」
痞子と英雄、陳琳と西英。運命が入り組んだ彼らのストーリー、愛、友情、夢は、この4月、世界に向かって放たれる。


演じることを愛するヴィック・チョウは、「痞子警官」となって、彼の仲間とともに、勇敢に前進します!



以下は、ヴィックへのインタビュー記録です。


A:インタビュアー Ava
V:ヴィック



A:アジアで人気スターであるあなたは、多くの場所に行ったことがあると思いますが、「高雄」はあなたにとって、どんな都市ですか?


V:高雄はうまく都市計画が行われた場所だと思います。特に今回長期間撮影をしていて、ロケ地として適している場所がたくさんあることに気づきました。


台北との違いは、高雄は港町であることです。もし台北で都市部と海辺の両方があるところで撮影しようとすると、淡水か、少し遠いところへ行かなければなりません。しかし高雄ならば、海と都会の景色が重なるところで撮影することができます。それは少し香港のような感じかもしれません。高雄はこうしたきれいな風景や、美しい海と夜景を一つの特長として発展しているのだと思います。



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A:ドラマの中でたくさんの特別な試みをしていますが、特に時間をかけたことはありますか?


V:僕が最も時間をさいたのは、【陳在天】というキャラクターについてです。この役は様々な表現方法があったからです。
どう演じればドラマを見てくださる皆さんの期待に応えられるのか、どう演じれば監督に受け入れられるのか、そしてどんな演じ方が僕にとって演じやすいのかということをじっくり考えました。


A:長期間の撮影で、印象深い事はありましたか?


:『痞子英雄』の撮影は10ヶ月近くかかりました。新世代の役者たちの演技は僕にとって印象深いものでした。特に僕とのシーンが多いマーク。彼は初めての演技だったけれど、演技に対する興味はとても深くすばらしいものでした。だから彼が演じている時、彼が役の中に投じた思いを見ることができると思います。


最初はお互いの表現方法に慣れなかったけれど、撮影が進むにつれて、2人の間には暗黙の了解ができてきました。
僕達はよく即興でシナリオにないセリフを話しました。時にはそれがもともとのシナリオよりもいい効果を出すこともあったんです!



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:【陳在天】という役は今まで演じてきた役と比べ、新たな試みだったように見えますが、あなたにとって特別なチャレンジでしたか?


:【陳在天】は僕が今まで演じてきた役を全く覆すような役ではありません。【花澤類】は比較的性格がふさいでいる役でしたが、『戦神~MARS~』での【陳零】のように、開放的な役を演じたことがあります。


僕はこれまで、演じてきた役の経験を積み重ねてきました。今回【陳在天】という役に、僕の8年間の演技の経験の全てを出しています!


A:撮影は長期間になりましたが(笑)、『痞子英雄』の撮影はあなたにとってどんな経験でしたか? そしてどのような影響がありましたか?


:『痞子英雄』の撮影・・・『痞子英雄』の撮影ではなく、ツァイ・ユエシュン監督のドラマへの出演というべきかもしれません。そのためには心構えが必要です。それはつまり絶対に予定通りにクランクアップすることがないということです(笑)。これはある意味とても特別な経験です。


予定通りにクランクアップしないというのは、役者にとっても辛い事です。なぜなら次の仕事に影響するからです。ツァイ監督のドラマに初めて出演した時、監督は予定通りにクランクアップできないことを知ったのに、なぜ次の『戦神~MARS~』にも出演し、さらには『痞子英雄』にも出演したのか? 最も重要な理由はツァイ監督の作品はすばらしいということです。
監督は常に台湾ドラマの新しいスタイルを創ろうとしています。


僕はこの役を受けるにあたり、プロデューサーとの話の中で、キャラクターの年齢設定を教えて欲しいと言っていました。その年齢層が低いのであれば、申し訳ないけれど僕はこの役を引き受けることができないかもしれないと考えていました。でも、監督の出したキャラクターの年齢設定や条件、そして監督が要求する内容など、とても役者の意欲を掻き立てるものだったんです。



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A:将来どんなストーリーやキャラクターに挑戦したいですか?


V:この質問には今まで何度も答えてきたのですが、実は僕はずっと、人格が分裂している役を演じたいと話してきました。
ドラマの撮影中は何ヶ月もの間その役として生活しています。僕は役に入り込んで演じることが好きで、その役とほとんど同じような日々を過ごしています。もしできるなら、一つのドラマで二つの役を演じたり、多重人格者の役を演じたい。そうすれば、一度の撮影で、たくさんの演技の経験を積むことができる。そういうことをやってみたいんです。


A:あなたに影響を与えた考え方はどんなものですか?


V:僕に最も影響があった考え・・・うん、僕が芸能人になってから、ある芸能人の方が僕に言った言葉です。それはずっと僕の心の中に刻みこまれていて、今でも僕にとってとても役立つ言葉なんです。

「Focus!仕事に集中しろ。今やっている事に心を注げ」


疲れを感じることもあるし、普段の生活での事が撮影中の気持ちに影響することもあるかもしれない。でもその時にこのFocusが大事なんです。
自分の気持ちを乱すものを全て引き離し、役に入り込むために、この言葉は僕にとってとても重要なものです。



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A:あなたが監督と『痞子英雄』の制作スタッフに言いたいことはなんですか?

V:ハハ! 僕がツァイ監督に言いたいのは、毎回、死にそうになるような状態になってまで撮影をしないで、ということです。僕は監督の作品にもう3回出演していますが、『流星花園~花より男子~』では、監督は顔色が黒くなるまで撮影していました。それは寝不足で黒いんです。決して日焼けした黒さじゃないんですよ!
『戦神~MARS~』では、監督のお母さんが現場にきて監督に鍼灸をしていました。鍼灸をした後、監督は 5、4、3、2・・・と叫んだところで気絶してしまい、担がれていきました。それでも僕達は、カメラマンにアクションの声をかけてもらって演技を続けたんですよ!


注:prajnaのスタッフは全員笑い転げました


今回の『痞子英雄』も、監督はやはり同じように、全力で撮影に臨んでいました。だから僕は監督には本当に健康に気をつけてもらいたいです。
そして「痞子英雄」のスタッフには、お疲れさま!と言いたいです。このドラマは、ドラマそのものだけでなく、役者やスタッフの素質など全てのことが高い水準を求められていて、みんなにとって、プレッシャーもとても大きいものでした。でも心配はいらないよ、「痞子英雄」は一生みんなの心の中に残るドラマになるから。何年かたって、みんなそれぞれに、こんなドラマを撮ったことがあるんだって言えるからね(笑)。なにかしら自分の人生に影響を与えてくれるのも、いいんじゃないかな!



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