『世直しをしたいのであれば、恐怖を発散するな、愛を発散せよ』

 

言い直せば、「世の中をより良いものにしたいのであれば、恐怖心を抱くな、愛を抱け」と、なる。

 

この世のものは、全て微粒子な同じ物質で出来ており、それは回転することで振動したり移動し、エネルギーを持ち、引き寄せたり離れたりする。

これは、一般常識である。

 

よって、人が心の中に、感情を抱けば、それは脳波となり私たちにとっては、気づけない程の微細なエネルギーを発散し、周りに影響を及ぼす。

 

その影響は、大概の人間には、認識できない程のものだが、まわりには大小なりとも影響を与えている。

 

波動と、波動が出会えば同調する傾向がある。

お互いの波長が合えば、そのエネルギーは増幅し、より大きなものにもなる。

 

この世の中には、何億人もの人が存在して、それぞれに、それぞれの波動を発している。

 

そのことを、考えれば私たちが地球上で周りに与えている影響は、多大なものなのかも知れない。

 

もし、あなたが、あなた自身のエネルギーに対して疑問を抱いているのであれば、考えて欲しいことが一つある。

 

核や周りのエレクトロンはそれぞれが回転することにより、わずかなプラスとマイナスの磁場を発生させて、上手いこと引き寄せあうことにより大きな物体になる。それは、一つの運命共同体なのである。

 

それぞれは小さな存在だが、それぞれがお互いを引き寄せて、より大きな引力を起こす。

 

そして、それはまるで一つの存在の様に存在し、振舞う。

 

この世のものは、全て、そうなのだ。

 

人も例外ではない。

人間の体を形成している数知れない微粒子は、お互いを引き寄せあっている。

体を形成している微粒子の一つ一つが、その様な形で存在する為に強力にお互いを引き合っていなければ、それぞれの粒子は離れて行ってしまい、存在は消滅してしまう。

 

実は、そこには、その微粒子たちは、その特定の人間になりたくて、そして、それを形成していたいのかも知れない。

 

現実に、量子力学会の中で、微粒子は意思を持っていると言う考えもあるのだそうだ。