ピース・チャイルド

　パプア・ニューギニアに首狩り族がいた頃のことです。

　カナダの宣教師が、福音を伝えるためにやって来ました。

　字を持たない彼らの言葉を記録することから始まり、少しずつ聖書を

語ることが出来るようになりましたが、困ったことが起こりました。

　彼らには、イエス様を銀貨30枚で裏切ったイスカリオテのユダは英雄

であり、ついには、ほめたたえる存在になってしまったのです！

　宣教師は困り果てました。

　ある日、2つの部族が戦争になり、多くの血が流されました。

　宣教師は間に立って「和平」を説得し、成功しました。

　その儀式の中で驚くべきことを見たのです。

　それは戦争を仕掛けた部族の赤ん坊が勝った部族に与えられることに

よって、お互いに「和平」を結ぶことでした。

　そのことから、宣教師は、その赤ん坊を「ピース・チャイルド」

（平和の子）と呼びました。

　そして、天の神が仲たがいをしている人間の和解のために贈って

くださった方が、イエス・キリストであると宣べ伝えたのです。

　その結果、戦った2つの部族は、2度と戦いませんでした。

　そればかりか「ピース・チャイルド」のことから、イエス・キリストを

救い主として信じて、全部族がクリスチャンになったのです！

　そして、やしの葉を屋根にふいた大きな教会を建て「平和」を

感謝しました。

　イエス・キリストこそ、真の「ピース・チャイルド」なのです！

　皆さんは人間関係において戦っていませんか？

　いいえ。

　その前に、皆さん自身の心の中に戦いはありませんか？

　イエス・キリストを私たちの心の王座、人生の中心にお迎えする

ならば、心に天国の平安がやって来るのです！

　一人ひとりが心に天国の平安を持つならば、戦争は無くなるのです！

「ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。

　ひとりの男の子が、私たちに与えられる。

　主権はその肩にあり、その名は『不思議な助言者、力ある神、永遠の父、

平和の君』と呼ばれる」（イザヤ9：6）

「見よ。わたしは、戸の外に立ってたたく。

　だれでも、わたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしは、彼の

ところに入って、彼とともに食事をし、彼もわたしとともに

食事をする。」（黙示録3：20）

　この黙示録3：20はすでにクリスチャンとなっている一人一人に

対して、毎日、語られているのです！

　時には、心の王座に自分が座って、イエス様に指図ばかりを

してしまうことはないでしょうか？

　大切なことは、イエス様が何を私たちに願っておられるかと

言うことです！

　今日一日、主を意識し、主の御声を聞き続けませんか？

　このブログをお読みくださり、ありがとうございます。もし、よろしかったら一日一回クリックしていただけると励まされます＾＾

にほんブログ村