BLACK or WHITE | PRAINSのブログ

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1979年(昭和54年)クールスとして9枚目のアルバムになる

「NEW YORK CITY N.Y.」をリリース後トリオレコードとの

契約が切れたクールスはオファーがあったRVCと

ポリスターを天秤にかけて結局ポリスターに移籍した。

そのタイミングで1975年(昭和50年)のクールス

デビュー以来ボーカリストを務めていたピッピさん事

水口晴幸さんがクールスを脱退した。

 

<佐藤秀光・談>

 

ボーカリストのピッピが突然脱退することになった。

さすがにピッピの脱退はショックだった。

特に俺はピッピと一番仲が良かった。

だから奴が役者の仕事に興味があることも

ソロでやりたい気持ちがあることもわかっていた。

だからピッピの決断も応援したいと思って何も言わずに送り出した。

 

<ジェームス藤木・談>

 

トリオとの契約が切れポリスターに移籍のタイミングで

RVCとポリスターとの綱引きの過程でピッピは

クールスを抜けRVCからソロデビューすることになる。

クールスを脱退したピッピは独自の道を歩み始め

達郎のプロデュースでアルバムを出したり

勝新太郎の元で俳優としても活躍していくことになる。

 

<大久保喜市・談>

 

クールスはRVCとポリスターと移籍交渉し最終的に

多少のカネを用意したポリスターと契約することが決まる。

ピッピはクールスを脱退してソロでRVCと契約した。

 

 

メンバーそれぞれの著書を読むとヒデミツさんは自分の気持ちを

書いているがジェームスさん、キイチさんは事の経緯を述べてるだけ。

以前も書きましたがピッピさんが昔ご自身のブログに

書き記した理由はヒデミツさんとは全然違う見解の内容だった。

それぞれの立場で思いは違うのでどちらが正しいのかは

当事者じゃないとわからないし詮索するのはナンセンスだろう。

 

と、いう事だがピッピさんが抜けてポリスターで5人で再出発する

クールスは1980年(昭和55年)7月にアルバム「ビック・ディール」を

リリースするのだがクールスに先駆けてピッピさんはRVCから5月に

先行シングル「あとはもう気分」「灯りを消して」をリリースし

同時にソロファーストアルバム「BLACK or WHITE」をリリース。

アルバムは元シュガーベイブの山下達郎さんが担当した。

 

SIDE-A 01. DRIVE ME CRAZY 02. あとは もう気分
03. HORROR 04. CRY BABY 05. ,灯りを消して

Side-B 01. DAYDREAMIN' 02. FIFTEEN
03. KING OF ROCK'N' ROLL
04. キメてしまえば・・・・・・
05. BLACK or WHITE  

 

1980年5月と言えば達郎さん自身を世に知らしめた大ヒットナンバー

「RIDE ON TIME」をリリースしたタイミングであり

ピッピさんの「BLACK or WHITE」ではプロデュースに加え

アレンジを 山下達郎 、バック演奏を  青山純 、 伊藤広規 

椎名和夫 、北島健二 、 難波 弘之  という

RIDE ON TIME の時の達郎バンドが担当した。

 

どの曲も達郎さんらしい楽曲で達郎さん自らコーラスや

アレンジを手掛けて分厚いコーラスを被せている「HORROR」

達郎さん作曲の50年代風の純粋なR&Rナンバー 「King of Rock'n' Roll」

 

 

1980年5月と言えば僕は同年2月に高校を退学になりフラフラしてた

黒歴史時代だったが情報が少なかった当時、ピッピさんがクールスを

脱退した経緯はもちろん脱退した事も知らなかったような気がする。

ピッピさんのソロアルバム発売は何かの雑誌記事広告で見たのか

レコード店内に貼ってあったチラシを見たのか覚えてないが

発売と同時に呉の前野楽器で買ったのを今でも覚えている。

 

クールスとは違ったサウンドだとは思ったが達郎さんが

プロデュースしただけあってか素晴らしいアルバムだと思った。

中でも僕の一番のお気に入りであり思い出深い曲が

美メロのバラード「Fifteen」。

ここでは理由あって思い出は語れないが(笑)今でも聴くと

当時のあの頃の場面が目に浮かんで切なくなる。

 

ちなみにこのアルバムは作家陣も、松本隆 、 島武実 、 Alan O'Day 

筒美京平 、 濱田金吾 、 椎名和夫 、柳ジョージ 、 大野克夫 

という申し分ない面子が関与しているが「Fifteen」は

作曲Arlan Greeneで作詞はピッピさん自ら手掛けている。

 

 

Black or White / 水口晴幸 1980 

作詞・水口晴幸 作曲・山下達郎

 

俺の中のBlack or White 一つ決めるなら 

俺は俺のBlack or White 熱い方に決めるさ

そうして駈けて来たから そうして行くだろう 

誰にもないBlack or White 

変わらぬ俺だけのBlack or White

 

いつも最初(はじめ)Just White 俺を見つけるまで 

俺は俺のJust White 誰も流れてしまう

流されて行くよりは 俺は 俺を行く

誰にもないBlack or White  

変わらぬ俺だけのBlack or White

 

Top scene Black or White Top scene Black or White

 

俺の人生(みち)はKeep on Black あせてしまいやすいけど

俺は俺のKeep on Black  染まりはしないから

一度決めた俺の人生 きついけど悪くない

誰にもないBlack or White  変わらぬ俺だけのBlack or White

 

 

BLACK or WHITEがリリースされた当時、歌詞の意味から

ピッピさんの生き方を描いた物だとは想像出来たが

今歌詞を読むとクールスへの決別の心境やソロになる

決意表明の思いを歌詞に込めてるような気がする。

当時のピッピさんの心の叫びだったんだろうな~。

 

 

と、いう事だが来月2月17日には憧れのピッピさんに初めてお会いする。

元COOLSのPITPIこと水口晴幸氏のライブ

 

 2024年2月17日土曜日

OPEN18:00/START 19:00

 場所・広島 club cleam

 チケット・前売り6,500円 当日7,000円

 (1ドリンクオーダー制)

チケットの問い合わせ

 

PRAINS 0823ー23-7540

BLUE VELVET'S 082ー246ー5702

協力 KURE OLD MORTORS CLUB

 

尚、プレインズ、ブルーベルベッツでは

店頭で、チケットがお求め頂けます。

遠方からのチケット購入ご希望者様には

チケットを郵送しますのでお気軽にお問い合わせ下さい

ジャンジャン!!