今日のタイトルの「麻田奈美」を見てピンと来た人の多くは
おそらく還暦以上の人だと思うし、ピンと来なくても写真左の
「りんごヌード」の写真には見覚えがあるんじゃなかろうか？
写真はAmebaの規則上胸部に目隠しを入れているが現物は
目隠しは入ってなくバストトップも露わになっている。
いつだったのかハッキリ覚えてないのだが小学校の
高学年だったので1973～1975年頃だった事は確かだ。
クラスメイトの友人の家に遊びに行ったある日の事だ。
彼には歳の離れた高校生くらいのお兄ちゃんが居たが
その日は不在だったのか彼の兄の部屋に通された。
そこで目にしたのが写真左のりんごヌードだった。
ポスターだったのかパネルだったのかは覚えてないが
当時まだ小学生だった僕は目が奪われた。
その時の衝撃は今でもハッキリ覚えている。
当時小学生の僕は彼女が麻田奈美というモデルである事も
彼女の素性も活動も何も知らなかったし今回記事に
取り上げるために調べるまで知らなかった。
麻田奈美さんはを高校卒業する頃には当時の
日本人としては珍しく肉感的な体に並外れた
巨乳と大きなヒップを持つ豊満な体型に成長した。
この若く美しい頃の姿を記録として残してやりたいと
考えた母親が娘が18歳だった1972年に
写真家・青柳陽一にヌードの撮影を依頼。
これが雑誌グラビアでのデビューの話へつながり
「平凡パンチ」1973年1月29日号に初グラビアが
掲載されると瞬く間にブレイクした。
赤い林檎で股間を控えめに隠したこの写真は
「りんごヌード」と呼ばれ販売されたポスターは当時の青少年の
部屋に必ず貼られているとまで言われるほどに売れたそうだ。
一躍ブレークした麻田さんはテレビCMにも出演し同年には
シングル「おそい夏」でレコードデビューも果たしている。
麻田奈美さんの写真は基本的には青柳陽一さんが
独占していたが平凡パンチの5年間の集大成となる写真集
「麻田奈美 青春の記録」を最後に青柳さんとの仕事は終了。
しかし直後の1977年から1978年にかけて競合誌の
「GORO」に篠山紀信さんの撮影によるグラビア
「激写」に出演している。
篠山さんは青柳さんの撮影では見られなかった
彼女のワイルドな一面もクローズアップしていた。
計3回掲載されたのち今度は本当にグラビアを離れた。
肥満を気にして引退を決意したと言われるが
明確な理由は語られなかったそうだ。
2000年にお蔵入りになってた無修正の写真集発売が「トゥナイト2」で
取り上げられた時には本人が出演したが当時のファンの印象を
崩したくないとの事で顔は隠しインタビューで近況が伝えられたそうだ。
「こうして当時の写真を見ると溌溂として初々しくて
自分でいうのもなんですがかわいい娘ですね。
あの頃の麻田奈美は私ではなく別人だと思ってしまいます。
普通の娘が少しお騒がせしてしまいましたが
私は今も普通のおばさんです。
あの頃の輝いていた麻田奈美をいつまでも心に残し
青春時代を思い出していただけたら幸いです。
同じ世代を生きてきた方々の健康と幸せな人生を
心から願っています」と語ったそうだ。ジャンジャン！！
