喧嘩高校軍団 国士義塾VS.朝高 | PRAINSのブログ

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昨今YouTubeで昭和の時代の日本最大暴走族ブラックエンペラーの

6代目元総長、蛯澤賢治氏の「エビケンチャンネル」や在日朝鮮人で

朝鮮高校出身のキム・ホンチ氏の「ホンチの在日アングラ塾」という

チャンネルをよく拝見してるのだが彼らの番組でよく取り上げられる

昭和の「国士舘高校VS朝鮮高校」の話が面白くて、その構図が

描かれてる「喧嘩高校軍団 國士義塾VS.朝高」という作品を観てみた。

 

1970年代後半、完全なる縦社会の國士義塾高校應援団に

入団した山下と星山は新入生肝試しとして猛者の集う

朝川高校へ校章狩りへ向かうが無残にも返り討ちにされる。

ボクシングトレーナーの段田に助けられた2人は段田がボクシングを教える

朝川高校の次期総番の呼び声も高いキム・ジャンクに遭遇してしまうというお話。

 

まあ劇中では國士義塾、朝川高校となってるが

モデルになってるのは明らかに国士舘高校と朝鮮高校だ。

在日朝鮮人を描いた作品と言えばジョニー大倉さんが主演した

「異邦人の河」や、若き頃の沢尻エリカちゃんが超カワイイ

「パッチギ」が印象深いし双方とも良い作品だと思った。

「喧嘩高校軍団 國士義塾VS.朝高」はそれらほど完成度は高くなく

どこかVシネマのようなニュアンスを感じましたね~(笑)

 

 

作品を観て一番感じた事は描かれた内容は今や時代の産物であり

仁義なき戦い同様バンカラで、もはや時代劇だな~って感じた。

明治維新から30~40年経った頃にチョンマゲ結って腰に刀指して

戦やってた江戸時代を回想するようなニュアンスだと思う。

 

僕の学生時代にもバンカラなニュアンスも多少残ってたが

漫画で言えば本宮ひろしさんの「男一匹ガキ大将」や

宮下あきらさんの「魁!!男塾」のようなバンカラな世界。

「押忍」を連発する國士義塾はまさに「嗚呼!花の応援団」だ(笑)

まあそれも昭和という時代の歴史の1ページなんですけどね。

 

あの時代はまだ朝鮮民族に対する差別が横行してた時代で

日本国を愛する右翼的学校の国士舘高校と朝鮮民族である

朝鮮高校が激しく激闘を繰り返していた時代。

そのルーツは太平洋戦争における在日の経緯にあるんだろうし士舘、朝高の

どちらが良い悪いじゃなく歴史が生んだ時代の産物だったと思う。

 

 

こちらの蛯澤賢治氏たちは僕より一世代上の団塊の世代の方たちだと思うが

ノンフィクションな話はリアリティーを感じるし怖いですね~(笑)

広島にも呉線沿線の海田に朝高があり呉線に乗って広島市の高校に

通学してた奴らから朝高とのトラブル話を聞く事もあったが

個人的には僕は電車に乗る通学区じゃなかったし

朝高の生徒とトラブった事は一度もなかった。

同級生の友人にも在日の奴や朝高に通ってた奴もいたが

僕は彼らとも仲良かったし敵だという発想なんてなかった。

 

そう言えば当時は呉駅でもチマチョゴリの制服を着た

朝高の女生徒をよく見かけたが昨今チマチョゴリを着てる

女生徒を見なくなりましたね~、何故なんだろう?

「パッチギ」でチマチョゴリの制服着てた沢尻エリカちゃん

よく似合ってたし超可愛かったですけどね~。

 

在日と言えば高校時代に在日の女の子とちょっと付き合ってた事があるが

その彼女と一緒にちょっとしたトラブルを起こした時に

彼女の親戚に家に呼びつけられた事がある。

パッチギでも同じような事が描かれてたが僕は彼女の小母さんに

民族が違うのだから付き合いをやめろと言われ彼女が泣きなら走って出て行った。

彼女もショックだったんだろうが言われた僕もショックだった。

個人的には民族の違いなんてまったく気にもしてなかったんですがね~。

その時以来彼女とは会ってないが今でも元気なんだろうか?

ジャンジャン!