2022秋 俺たちの旅 (1) | PRAINSのブログ

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自然災害やコロナ感染拡大などの社会情勢や周りの状況の変化で

2017年を最後に泊りのツーリングが途絶えてた近年だったが

状況や心境の変化で今年5月に5年振りに復活した泊りのツーリング。

5月は山陰方面に行ったが2022年秋は7年振りとなる阿蘇。

天候の影響で予定より1週間延期になったんですが先日の月曜日の

お休みから2泊3日で阿蘇を含む大分県に行って来ました。

 

天気予報によると天候は概ね晴れだが低気温が予想されている。

完全装備の冬服を用意し出発前夜からCB750のバッテリーもフル充電

土曜日にPCR検査の受診も済ませ万全を期して午前8時30分に呉を出る。

予定では山口県の徳山港12時発のフェリーに乗って

大分県の竹田津港14時着の2時間の船旅。

 

山陽自動車道をひた走り玖珂インターで途中下車して

いろり山賊で山賊弁当を買ってフェリーの中で昼食を取る。

てか、以前九州方面にツーリングに行く時は午前5時に呉を出て

7時のフェリーに乗るのが通例だったが、寄る年波には勝てず(笑)

夜明け前の高速道路走行は暗く寒いので嫌と言う事で

次便の12時発に乗る事にしたのだが9時台か10時台の便が欲しい所だ。

 

 

異変が起きたのは大分県に上陸して初日の宿泊先の湯布院を目指してた途中だった。

僕のCBのセルスターターの反応が鈍くなり、やがて回らなくなった。

キックではエンジンがかかるのでセルモーターの故障かと思ったが

信号待ちしてる時にエンジンがストールして何度キックしても

ウンともスンとも言わなくなり速見インター入り口で完全にバッテリーが上がった。

これは困った、ロードサービスを呼んでジ・エンドか~?(笑)

 

これが現行車ならバイク屋に駆け込めば新しいバッテリーも手に入るんだろうが

旧車であるCB750のバッテリーなんて旧車専門店でも、そうそう在庫などない。

途方に暮れていたが藁をも掴む思いで大分在住の仲間に電話をかけてみる。

フランス菓子店を営むシェフさんとはブログを介して知り合い

これまで3回お会いしており今回も最終日に時間があれば

サプライズでお店を訪ねてみようと思っていたんですよね。

 

しかし電話に出ない、万事休すかと思われたが数分後に電話が入る。

事情を話すと、二つ返事で、ものの20分程でご自身の愛車の一つ

カワサキZ1のバッテリーを外して持って来て下さった。

バッテリーを交換すると元気よくセルが回りエンジンがかかった。

いや~、9月の終わりに台風の中、福岡ドームに永ちゃんライブに行き

帰宅難民になった時に電話1本で迎えに来てくれたユースケもそうだが

九死に一生を得るように今回も仲間に助けてもらった。

本当に僕は仲間に恵まれているとつくづく実感しました。

 

 

日が暮れた頃、何とか宿泊先の湯布院の「夢鹿(むじか)」に到着。

ゆっくり天然温泉に浸かり疲れを癒し晩餐に向かう。

夢鹿はフランス料理店が営むレトロな雰囲気が素敵な宿泊施設。

どっちが本業なのかはわからないが料理も美味かったし部屋も素敵だった。

 

嬉しい事にサプライズで誕生日デザートが出て来た。

てか、夢鹿が僕の誕生日を知ってるはずはない。

二人とも何も言わないが、きっとオザキさんか

後輩のミヤが気を利かせてくれたんだと思う。

気持ちが嬉しかったし感謝ですよね~。

 

宿泊する部屋は3人部屋。

イビキや歯ぎしりの大演奏会になる事は必定(笑)

早く寝た者勝ちだが環境が変わると眠れない僕は

睡眠導入剤を服用した事もあり一番乗りで寝入ったようだ。

こうしてドタバタした初日の幕が閉じた。

続きはまた明日、ジャンジャン!!