別室に通されて
義兄、私、次姉が並んで座り、
何故か長姉と先生が並んで前に。
看護師長さんは、私の表情が見えるように斜め前に座った。
たくさんの書類と資料
何がどうなっているのか、図を描きながらの説明でした。
先生、絵がうまかったわ。
一枚づつ説明しては次の書類。
長姉は先生から書類を受け取って整えながら読み直す。
「へぇ、こんなんなってるんやぁ」
それが、まるで秘書の様で可笑しくて。
先生「あっ、書類は順番通りに」
長姉「はい、そうですね」←関西弁
はっきりした事は言えないがって前置き
食事が急遽中止になった意味
私の人生、自分の思う人生に出産というオプションは元々想定して無かったからそこはショックとかそれは全く無かった
先生も言い淀む事なくその選択は当然、それが前提と言う風だった
病理で検査して最悪の場合、
その先半年の化学治療、多分そうなるだろうと
そんな事は大した事ではなく
開けてみないとわからない、
常に最悪の事を考えての話
もちろん、最善を尽くす
その為にもう1人専門の先生にも来てもらう
でも、…
「えー、でも仕方ないよね」
場合によっては
マジかぁ~~
戸惑いではなく、マジかぁ だった
先生は私の顔見てて
「仕方ないよね~」と次姉と話して了承
そんなにひどいことに?とか質問する気は無かった
事実が目の前にあって先生は私にとって最良の方法を提示してくれてるし
きっとこの瞬間、看護師長さんは私の表情を見てるんだろうなって思った
私は笑ってた
最初から絶望、嘆きはないし
今考えたら、先生を信頼してたんだと思う
笑顔で応えるしかなかった
先生は がんばる、そうならない様にするけども、どうにもならなかったらその時は…
いえいえ、仕方ないですよね
ここでも、よく気付いて直ぐに婦人科に来たよねって話になって
「いや、太ったなーって思って…」
「これ、ねぇちゃんなら死んでるわ」
長姉はそう言って自分のお腹をポンと叩いた
その時、こんな真剣な話の場で笑ってはいけない雰囲気で先生も思わず苦笑
「今晩は遅くまで病院に居るから不安な事があったら何でも聞いて下さい」
先生は言ってくれました
「それは困りますわ。先生、明日の手術に備えて帰って体調を整えて貰わないと。先生、直ぐに帰って下さい」
長姉は言ったのです
さすがに先生、笑いました
私の仕事はこれからです
1リットルの薬をちびちび飲んで腸をカラにしなくては
明日かぁ
ふと、万が一の事を考えて書き残さなければと思いつきました
手術中、何が起こるかわかりません
暗証番号に連絡する人
グッズだよお、一応次姉には言っておいたけど念の為
何も持って行かない、絶対に燃やすな
何も入れるな
思い出だけを持っていくから
そして、グッズの全てをお金に換える様にと何も残さなくていいからって
唯一持っていくのはスパショ6のアンコンで買ったドンへのウチワ
何故か、余分に一枚買ってたから
唯一、同じ物が2つあるから
家族への感謝
書いてる時に流れた
二回目の涙
巡回してる看護師さんは
やっぱり不安なのねとか思ってるんだろうなぁ
自分に酔ってるだけなんだけど
まぁ、いいか
ゲームして寝~ようっと
とはいえ薬飲んでるから
トイレに行っては薬飲んでを繰り返し
ぐっすり寝るってわけにはいきませんでした。
でも明日、ずっと寝てるだろうしな
心穏やかにzzz
