働きながら治療
有休が数日残ってました
でも数値が悪くて治療が延びてしまったら、翌週分は欠勤になる
いえ、先に申告しておけば休職にはならないとのこと
要は気分が悪くて今日は休みますっていうのが休職扱いだと
(最初の説明)
働き始めてからの治療で体調がどうなるのか・・・
いつもと同じなら なんとかなるだろう
いつものように・・・
そして、最後の抗がん剤の日
今日で終わりになりますようにと願ったのは
姉の誕生日だったから
姉が上京予定を変更して私の治療が終わるのを待ったから
検査結果待ち・・・治療OKとなりホッとして姉にLINEをいれました
姉が終わる時間に迎えに来てくれることに
化学治療室で 看護師さんと今日で最後だという話をして・・・
『この半年、あっという間でしたね』というと看護師さんは驚いてて
「えっ?短かったですか?」
『ハイ、早かったですね♪』
まぁ、辛い治療をあっという間だったと言ったのですからびっくりしたかな?
だけど、一度だけ 愚痴ったことがあります
『ここにくるのは自分の為だから嫌じゃないです。ただ、ちょっと飽きました』
いつものように椅子に座り先生を待ち、ルートを一発で取ってもらって・・・
まず、二本の薬剤を注入
吐き気止めの錠剤など2種類を飲んで
点滴2種類で2時間ちょい
その間、爆睡です
ふっと目が覚めるときは点滴台を持っておトイレに・・・
帰ってきてまた寝る
これが終わるちょっと前に目が覚めるんです
目が覚めて・・・終わり
笑顔で看護師さんたちとお別れして出ると姉が待ってました
「タクシーで帰ろう」
『いや・・・お姉ちゃんの誕生日だからケーキ買おうよ』
ケーキ屋まで歩くことにしました
これが、まっすぐに歩けなくて・・・
姉に腕を支えてもらいながら・・・
お目当てのケーキ屋にホールケーキが無くて
姉は大反対だったけど、もうすこし先のケーキ屋さんまで歩く
・・・無かった
ここまで来ると意地ですね、次~
姉はやっぱり反対で「ここからタクシー乗ろう」
『もったいないから、ヤダ。歩く』
もうフラフラで 結局、家の近くのケーキ屋さんで買ったのです
そう、家まで歩いたw
どうしても姉の誕生日のお祝いにケーキを買いたかったから
帰ってきた私たちに母はびっくり
帰宅に時間がかかりすぎてて心配してました
ぐったりの私は倒れこむように布団へ・・・眠ってしまった
でも、姉の誕生日だし、なんたって治療終了の日です
『夕食は食べに出かけようよ。今日はお祝いだよ』
ここも私の無理を通しました
ただ、薬のせいでひたすら眠くて・・・
『2時間したら起きるから、それまで待って』
2時間後、ちょっとお高いお店でお祝いをしました
治療の当日に出かけることはきつかったけど
この日はお祝いしたかった
長かった一日
あっという間に過ぎた時間
ベッドに入って目を閉じた
その時に目から涙がこぼれた
あぁ、私本当は不安だったんだなぁ
自分の涙に笑ってしまった
この涙が3度目、最後の涙
体力に自信は全くなかった
ズラを装着して、荷物はリュックにいれて
自転車に乗ることもできず、ただ歩いて・・・
15分の距離に30分以上かけて大きく深呼吸しながら
本当に自分で笑ってしまった
そばで信号が変わって、次の信号まで待つのかぁ~って思っていたのに
横断歩道に着いたときに信号が変わった
そんなに私の一歩はゆっくりなの?
無事に一日が終わって家に帰って玄関でズラを外し
リビングでリュックを下してソファに座って・・・
私は疲れのあまりそのまま数時間眠ってしまった
笑顔で人と話すこと、歩くこと
全て半年ぶりのこと
苦しいからって横になることは出来ないし
何よりも
クソ上司に 「この病気のことで一日でも休んだら解雇ですから」と言われていた
そうたとえば朝起きて体調が悪くて休むなら解雇
休職期間は使ってるので今後休んだら休職とみなして解雇だと
だから、何が何でも私は休むことができなかった
本当は辞めるつもりでした
でもあの言いざまにむかついたのと
奴の思い通りにはさせない
もう意地だけでした
後日談として
数か月後、聞きました
『私、いつになったら風邪とかで病欠できるんですか?一日でも休んだら休職扱いって言いましたよね?』
「そんなことは言ってません。実は僕もよくわからないんですよね~」
心の中で思いました
お前、死ね
平気でうそをつく、わからない、知らないと言って逃げる
全く信用できない上司でした
なので診断書等々、直接本社に送付していました
そんな人間に大事な書類は渡せませんから
最悪な状態でしたが、サポートしてくれる友人がいてくれたので
なんとか、なんとか
本当に本当に・・・数か月は苦しいだけでした