最近、ハマっているドラマがある。
旧Twitterのみならず、InstaやThreads、TikTokと様々な媒体で考察を見掛けるドラマだ。
明日、最終回を迎えるのだが。
公式が真犯人だーれだ。とか煽っているので、それはそれは大人気なのだろう。
だって面白いし。
面白いのだけど、話も佳境、謎解きタイム突入とともに現れた新キャラ。
瀬戸紫苑という女性について、どうにもこの一週間モヤモヤしてモヤモヤして堪らなかったので、吐き出したいと書き散らすことにした。
まず最初に。
イジメはいけない。当たり前のことだ。
子供は加減がわからない。だからといって、やはりダメなものはダメなのだ。
これは不変である。
という考えを持っているということを念頭に置いて読んでいただきたい。
なぜなら、イジメを肯定しているように受け取りかねない危ういところを突くからだ。
これは私の文章力の問題なのかもだけど。
とにかく、駄目なものはダメだし。なんなら、イジメに直接加担していなかったとしても、イジメがクラスにあった。と認識している段階で、その人もイジメに加担した人間であると私は考える過激派である。
だって、助けなかったのでしょう?
保身に走るのは悪いことではない。でも、妙に意識せず、普段と変わらない態度でいることが疎外感を感じている子の助けになるということもあるということを知ってほしい。
さて。
話がズレたので戻します。
まず、瀬戸紫苑。
彼女はクラスで……いや、一部の生徒からイジメを受けていたらしい。
イジメていたのは、ドラマの主要人物で主人公でもあるグループだ。
そのグループの中の一人だった森という人物がいる。
彼は、小学校の教師となり母校に赴任している。
彼は、過去を語るときに言った。
瀬戸紫苑は、五年生のはじめにいじめに遭い、不登校になって夏休みが明けるとすぐ転校した。
と。
この時、私は4月くらいからイジメが始まって梅雨のジメジメした空気に気鬱になって学校に行かなくなったのかなぁ。くらいのイメージをしていた。
話は進む。
瀬戸紫苑は、亡くなったと。
自死だった。紫苑の関係者は語る。
過去のイジメの経験からフラッシュバックを起こしてパニックになると。
そして、イジメの主犯格たろう人物が過去を忘れ、子どものピアノを習いたいという願いを叶えるために、ピアノ教師となった自分の元へ子どもを伴って訪ねてきたことでトラウマが爆発し自死に至ったのだという。
正直、二十年も経ってたら人相変わってそうなのに三ヶ月程度しか一緒にいなかった相手の顔、ひと目見た瞬間にわかるってどういうことだよ。
と、思った。笑。
思ったが、これはドラマである。
深く突っ込んではいけないよな。で、まだ流せれた。かなり私のなかで無理をしたけれど。
そして、瀬戸紫苑の恋人が語る。
ピアノが弾けなくなった。自死を選んだ、と。
将来の夢はピアニストだった少女は、ピアノが弾けなくなったことに絶望したのだ。
原因は、リコーダーである。
正直ツラい。私のなかで、瀬戸紫苑に対する疑念しかない。
イジメを裏付ける掲示板の書き込みがあった。
ドの子を無視しようぜ。
この書き込みがされたのは、6月11日である。
『ドの子』。
このキーワードが生まれたのは、リコーダーの発表会で彼女がドの音を外したからだ。
それをクラスに一人はいるだろう目立つ生徒が囃し立てた。
どの音が出ないからドの子だと。
うん。
不名誉なあだ名をつけられる。この段階でイジメは始まっていたのかもしれない。
だが、彼女は普通に学校に来ていた。
まだイジメが本格化していなくて、あだ名程度であったからやり過ごせていたのかもしれない。
だが、6月11日に物理として彼女に精神的ストレスを与える密談が成立する。
クラスの目立つ子たちの行動がクラス全体に伝染するのに二、三日かかっただろう。
そこで振り返る。
森『先生』は言った。
瀬戸紫苑は、『不登校』になった。と。
森『先生』の言う不登校とは、多分『教師』基準の不登校だろう。
三十日以上の欠席である。
夏休みは、7月20日(前後)からだ。
明確な悪意を持ってイジメが始まったのは6月11日以降である。
不登校の基準は、三十日以上の欠席。
はて。
逆算すると10日程度なのだ。
10日である。
6年になり、パワーアップしているだろうイジメの標的になっても不登校にならず、通学し続けた猿渡さんの根性はオリハルコン製か? って話になっちゃうだろ!!
心弱すぎるだろうが、瀬戸紫苑。
冒頭に戻るが、イジメを肯定するものではない。
ただ、ここで考える。
彼女のプライドが高すぎたんだろうな、と。
プライドが高すぎる彼女は、自分の失敗が許せず、その失敗を常に突きつけてくる『ドの子』というあだ名が許せなかった。
呼ばれるたびに精神を削られ続けた。
ピアノが弾けなくなるほどに……。
失敗したのはリコーダーである。
ここで思うのが、彼女の生まれ持った資質というものも勿論あるが、それ以上に育った環境が影響しているのではないかということ。
彼女は失敗を許されない環境に置かれて育ったのではないか、と。だから、失敗が許せない。自分は常に間違えず、完ぺきでいないといけないから。
なかなかに生きにくい性格である。紫組だね、キミ。名前も紫苑だし。ISTJかな?
ので。
ここで彼女が死に至る選択をしたのはイジメを行った連中と言うより←ガッツリ生きて自分の道を歩いている鋼の猿渡さんがいるからね。
親じゃね? っていう結論に至ってどうにもモヤモヤしてしまうのだ。
環境由来の性格を見つめ直し、環境で矯正しきれなかった責任を忘れた頃のブーメランでイジメっ子たちに負わせて始末して回る連続殺人。
一気に安っぽくなってしまった。
イジメられた、不登校になった、フリースクール? に転校させて、のびのび生活させよう。
一見いい親だが、まず子どもの変化や何が起こったのかを詳細に、正確に理解しようとしていない表面だけ整えて私は仕事したみたいな、そんな思想を感じてしまう。
まぁ、ドラマなので。
グダグダいうのもどうかな、とは思っているのですが。
どうにもモヤモヤして仕方がなかったので、ブツブツ書いてみました。
ドラマ面白いですよ。
明日、12月20日最終回です。
このモヤモヤが吹き飛ぶくらい面白い終わり方をしてくれますように。