鎮魂の一戦に惨敗

原爆の日に53年振りに本拠地で行われた特別な試合、
観衆も3万人を超え、たとえ勝てなくても気持ちは
見せないといけない一戦でしたが、なんとも不甲斐ない
試合をしてしまいました。

マスメディアも注目し多くのニュースで取り上げられる
この試合の重要性を野村監督はどこまで認識していたの
でしょうか。公式戦の1試合に過ぎないと思っていたので
しょうか。まず残念なのは先発投手が日本人でなかった
ことです。広島に原爆を投下されたこの日の意義がわかる
のはやはり日本人でしょう。金曜と土曜の先発は逆にする
べきでした。仮に打たれたとしてもそれは仕方がなかった
でしょう。次に横浜戦であれほど活躍した赤松を先発で
使わないことが不可解です。守備力は抜群、足も素晴らしく
速く性格も明るい人気選手を相手が右投手だからという
だけの理由で使わない馬鹿馬鹿しさに呆れているファンは
多いと思います。さらにキャッチャーに打率1割の石原を
起用し続けていること、いい加減引導を渡すべきでしょう。

敗戦の後のインタビューも気に入りません。「相手の
投手が1枚上だったということ」などと言っているのですが、
監督なのですからそれを何とかしないといけない立場です。
評論家みたいなことを言っていてどうするのでしょうか。
こんな発言をするのであればさっさと辞めてくれといいたく
なります。

5連勝で2位浮上ということで、巨人戦でもがんばって
くれると期待していたのですが、完全に裏切られて
しまいました。決して戦力は劣っていないのですから、
采配さえよければもっと勝てるはずなのに、どうにか
してほしいです。

15年ぶりの2位

CARPの8月の2位は1996年以来15年ぶりだそうです。
ただし今年は開幕が遅いので単純な比較はできません。

今日勝てば5割復帰なのですが、相手は今年対戦成績の
悪い巨人、先日の対戦では3タテされています。
相手は澤村のようですが、なんとしても打ち崩して
ほしい。この3連戦で勝ち越せるようであれば、
いまの好調さもフロックとはいえなくなるでしょう。

しかし全然ホームランを打てなかった栗原がここ
2試合で3ホーマー、巨人の小笠原も2号ホームランを
打ったとかで、統一球が密かに飛ぶボールに変えられた
のではないかという噂が発生しています。まさか
そんなことはないと思いますが、確かに今まで
打てなかった選手が突然打ち始めるのは何だか
不可思議ではあります。

今年のCARPを昨年と比較すると…

本日の横浜戦は栗原の2連発で快勝しました。
4連勝で借金2、2位阪神に0.5ゲーム差まで
迫っています（8/3時点で79試合消化）。

ちなみに昨年7月末の成績を見ると、
91試合消化で借金21の5位、3位中日との
差は14ゲームと絶望的な状況でした。

今年のCARPは交流戦で10連敗を喫して
最下位に沈むなど、決して好調とは言え
ないのですが、セ・リーグのヤクルトを
除く5球団は交流戦でパに惨敗しているので、
結果的にCARPがこんな上位にいられる訳です。

まぁこれはこれでプロ野球全体を考えると
大変な問題ですが、弱小CARPのファンとしては
楽しめる状況です。最後に2位にでもなって
いたら本当に奇跡ですが、いまからそんなことを
いってもしょうがないですね。とにかく明日も
横浜に勝ち、週末に巨人を叩いて一気に借金
返済といきたいところです。特に8/6の広島の
原爆記念日の地元のナイターは絶対に勝たなくては
いけません。