15日まで開催の「北京故宮 書の明宝展」を見てきました。
午前中は混みあうという案内がHPにあったため、
午後出発。地下鉄で行ったので、外観撮り忘れました
。
やはり3連休の加減か、思ったよりも、というか、
かなりの賑わいを見せていました。
以下、ちょっとマニアックなお話をします
。
小学6年生~高校まで、個人的に習っていた事、そして高校生時、
芸術の選択授業が書道だった事もあり、しばし懐かしモードに。
書道の教科書にも出てきた、書の世界ではとても有名な人の書が
今回目玉展示されているんです。
その人とは書道史上最も優れた書家(書聖)だと言われている、
王義之(おうぎし)。
中国の方です。その方が書いた「蘭亭序(らんていじょ)」の日本初公開
。
でも、残念ながら真筆は残っていないらしいのです
。
理由は、その時治めていた皇帝がとてもお気に入りで収集していて、
自分が死んだ時に一緒に埋葬したとかで・・・。
なんてもったいない!![]()
さすがに目玉の展示箇所は大賑わいで、すごい行列をなしていました。
私はその後ろから覗いて・・・でもしっかり見てきました!
楷書、行書、草書、篆書(てんしょ)は習った事がありましたが、
隷書(れいしょ)という珍しい字体があったりして、
一体どういう筆順で書くのかな?とか、考えてしまったり・・・。
実は中国の歴史はほとんどもう忘れてしまっているのですが、
なかなか面白かったです。
かなり昔のものなのに、楷書は今と変わらなくて、きちんと読めるんです。
これには改めてカルチャーショック!
右が展覧会のチケット、左は常設展示のチケット
そして見終わった後に、常設展示も見てきました。
着いてすぐが日本橋が復元されていて、
そこを通って展示へとすすみました。
なかなか面白かったです。
建物を出た時はすっかり暗くなって、18時を過ぎていました。
たまには和な雰囲気に浸ってみるのも面白いな^^と思いました。
※王義之さんについての文、読み直してみたら伝わりにくい文章
だったので、少し書き直しましたm(_)m。




