B2B企業のソーシャルメディア利用動向 | IT企業のPR

B2B企業のソーシャルメディア利用動向

Brian Solisのブログで、米国のB2B企業におけるソーシャルメディアの利用動向について書かれていました。その中で、Brian Solisは、B2B企業でソーシャルメディアを活用する大きなメリットの一つとして、企業のソートリーダーシップ(業界や専門分野におけるリーダーシップ)を向上させられる点について述べています。このソートリーダーシップという言葉は日本であまり普及していませんが、業界全体が抱えている課題に対する解決策の提案や、今後業界がどのような方向に向かいつつあるのかといった業界全体にメリットがある新しい考え方などを広めるリーダーシップを意味します。

最近の米国での調査によると、B2B企業がソーシャルメディアを使う理由として最も多かった回答が「ソートリーダーシップ」でした。業界の専門知識を分かりやすくエンドユーザーと分かち合える人がB2B企業内にいれば、エンドユーザーにリーチできる適切なソーシャルメディアのプラットフォームを使うことによって、ソートリーダーシップを向上させることができると説明しています。

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また、ソーシャルメディアを活用した際の費用対効果(ROI)を計る手段として最も多かったのが「ウェブトラフィックとレスポンス率」でした。事前に目的さえはっきりしていれば、様々なマーケティング手段の中でソーシャルメディアがROIの効果を計りやすい手段の一つであると解説しています。

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