寄稿記事を掲載してもらうには
自分が最近担当しているクライアントは、エレクトロニクス系や半導体系の会社が多いのですが、何度かクライアントが執筆した寄稿記事をメディアに掲載して頂きました。なかでも日経エレクトロニクスで寄稿記事を掲載して頂いた時にはいろいろと勉強になりました。
掲載にいたるまでにどのような経緯を経たのか簡単にまとめてみたいと思います。
1.まず最近、電子業界で話題になっているある課題をテーマにした寄稿記事を執筆させて頂けないか日経エレクトロニクスに提案致しました。その結果、記者の方が関心をもってくださり、こういう角度で寄稿記事を書いてくださいというガイドラインを送ってくださいました。
2.そのガイドラインをもとに寄稿記事の原稿をクライアントの担当者に書いて頂きましたが、後半になるにしたがってクライアント製品の紹介になってしまい、案の定、記者のほうから、このままでは掲載できないので、もう少し引いた形で書いてくださいとの依頼がありました。
3.担当者に書きなおしをお願いしましたが、締め切りが近かったため、記者にクライアントの会社にご来社いただき、担当者をインタビューしながら、記者に原稿のリライトをして頂きました。記者の適切な質問により、なんとか内容をまとめて頂きました。さすがだなと思いました。
寄稿記事は一般論としての業界の技術動向などを読者に伝えることが目的です。直接的な製品の紹介にはならないかもしれませんが、クライアントが業界の動向を詳しいということを間接的に伝えることができ、クライアントの信頼度の向上につなげることができます。
クライアントが執筆すると、どうしても「クライアントの製品で何ができるか」という、製品の直接的な訴求になりがちです。そこをいかにして、自分たちの製品や会社から一歩ひいて、業界全体における課題に対して、どのような手法が存在するのか、どのような点に注意したらいいのかなどの自社・競合を含めた上での全体観に立った視点で、寄稿記事を書くことができれば記者は喜んで記事を掲載してくださいます。