IT企業のプレスリリース
IT企業のプレスリリースですが、特にうちの代理店で扱っているお客様は外資系(特に米国企業)が多いため、まず日本語に翻訳してから、できるだけ日本のプレスリリースの様式にあうようにローカライズして出すケースがほとんどです。外資系の企業の英文リリースの特徴は以下の通りです。
- やたらと形容詞が多い
- 内容がおおざっぱで言いたいことがよく分からない
- 大義名分が多い
- 社長や重役レベルのコメントを引用するQuoteが多い。あたりさわりのないことを言っているので訳してもあまり意味がない内容が多い
- どのような市場背景から製品やサービスが開発されたのかという情報が少ない
- 具体的にどう優れているのかという数値的な情報が少ない
おおむね上記のような特徴でまとめられると思います。
そのため、自分がしなくてはならないことはできるだけ、日本のプレスリリース様式にあうようにローカライズすることです。日本のプレスリリースは、上記の英文リリースの特徴とまったく逆のことが求められると思います。すなわち、
- 形容詞などを使わずに事実を簡潔に述べる
- Quoteはいらない
- 製品やサービスがどのような市場背景から開発され、どのような課題を解決するものなのか
- 製品が優れていることを裏付ける情報や数値、製品出荷の時期、価格などできるだけ具体的な事実が求められる
お客様によっては、規則により、英文リリースの内容にあまり手を加えられないケースがありますが、できるだけ日本の様式にあうようにローカライズするようにコンサルティングしています。