パーシモンクラブ
当時はパーシモン全盛の時代でした。
パーシモンと聞いて???と思われる方も多いと思います。
当時はドライバー、フェアウエイクラブなどは柿の木で作られていました。
柿の木に樹脂を注入して、
マスターに合わせて削って行く。
研磨機とかボール盤が6台位ありましたね。
(インサート研磨、サイドソール研磨、ソールプレート研磨
スコアライン研磨、)
ブロックはインサートの形に合わせて削っていったり、
穴あけをして、重量調整の穴を掘ったり、
色々楽しかったです。
私は特に塗装をやっていましたね。
仕上げ研磨が終わったときはつるつるの感触でした。
そのまま塗装を塗っても剥がれてしまうので、
めとめといってヘッドに泥のようなものを塗って
乾燥後に研磨、そして塗装。
塗装は1回ではダメなんですね。
良く見ますと細かい穴が無数に開いているんです。
又、研磨、塗装の繰り返しで穴を埋めるんです。
下準備が出来たら、着色ですね、
色の食いつきを良くするために、研磨。
次は色の付いている所と付けないところを分けるためのマスキング。
ここが凄く緊張しましたね。
色がはみ出ないように、注意ををしてました。
色付けが終わったら、マスキングを剥がし、仕上げ塗装。
乾燥後にシャフトと接着。
接着の乾燥が終わったら、ネック部分の糸巻きですね。
糸巻き???という方も多いと思います。
パーシモンゴルフクラブには飾り糸がありまして、
ソケットから7cmぐらい糸を巻きつけてました。
私はこの工程が得意でした。
パーシモン全盛期は凄かったです。
バブルが弾けた時代でして、
猫も杓子もゴルフでした。
(猫も杓子もとは、誰も彼も、何もかも、一緒くたにというたとえ)
パーシモンの塗装方法には2種類ありまして、
黒、青、赤などの色で塗る。
木目が浮き出る塗装。
木目が浮き出る塗装は大変でした、
その代わり高額商品でしたね。
また続きは次回お話します。