パーシモンについてもう少しお話しましょう。
パーシモンは重硬で強靱、非常に緻密でありまして、
その硬さと仕上げの良さ、均質性から米国では特に、
カンナ台、靴木型、ビリヤードキューなどに使われていました。
特にゴルフクラブのヘッドとして有名でした、
日本では本間のクラブが有名ですね。
なぜ パーシモンは見なくなったか
でもパーシモンのクラブは見なくなりましてね。
今どきのドライバー(460CCチタン)よりも
昔のクラブ(パーシモン)の方が振りやすく感じて
ミート率も良かったです。
何故かと言うと、パーシモンは重心距離が短く、
ゴルフクラブヘッドの重心距離とは
ゴルフクラブの重心距離とは、下の写真のように、フェース上の重心とシャフトの中心線との間の距離です。重心距離は、球の捕まりを大きく左右する数値です。重心距離と重心角の2つは、ヘッドの球の捕まりを左右する数値の中では最重要項目です。

重心深度も浅め。慣性モーメントも小さい
ゴルフクラブヘッドの重心深度とは
重心深度とは、重心の深さであり、ヘッドの重心からフェースまでの距離です。
定義は2種類あり、ヘッドの重心からフェース上の重心点(スイートスポットまたは芯とも言います)までの距離、またはヘッドの重心からリーディングエッジまでの距離、のどちらかを指します。
当サイトでは後者を採用し、図の赤字で示すように「重心深度とはヘッドの重心からリーディングエッジまでの距離である」と定義します。

ゴルフクラブヘッドのヘッド左右慣性モーメントとは
オフセンターヒット時の許容範囲を示す数値
「ヘッド左右慣性モーメント」とは、インパクトの瞬間に、重心(スイートスポットまたは芯)を外れて、ボールをヒットしてしまった時に、どれだけ許容範囲が広いかを示す数値です。「ヘッド左右慣性モーメント」の大きいヘッドほど、重心を外したときの許容範囲が広く、飛距離のロスや方向の狂いが少なくて済みます。

そもそも「慣性モーメント」って何?
物理学的に、慣性モーメントとは、物体の回転のし易さを示す数値です。慣性モーメントの大きな物体を回転させるには、大きな力が必要で、慣性モーメントの小さな物体を回転させるには、小さな力で済みます。
大きくて重い物体は、慣性モーメントが大きいので、回転させるのが大変です。小さくて軽い物体は、慣性モーメントが小さいので、回転させ易いです。直径5cmのコマと直径50cmのコマを想像してみてください。直径5cmのコマを回転させるのは簡単ですが、直径50cmのコマを回転させるとしたら大仕事です。
オフセンターヒット時の許容範囲を示すヘッド左右慣性モーメント
クラブヘッドという物体に、ゴルフボールという物体が衝突した際に、フェース上の重心以外のところにボールが衝突すると、クラブヘッドという物体を回転させようとする力が働きます。
このとき、ヘッド左右慣性モーメントが大きいクラブヘッドであれば、ヘッドは回転し難いので、回転は少しで済みます。ヘッド左右慣性モーメントが小さいクラブヘッドであれば、ヘッドは回転し易いので、たくさん回転してしまいます。
この回転の量が少ない方が、飛距離のロスやボールの方向の狂いが少なくて済みます。従いまして、ヘッド左右慣性モーメントが大きい方が、ミスの許容範囲が広いのです。
以上ゴルフクラブ数値.comからの引用でした。
以上の内容により、ミスの少ないクラブとして、
ヘッドが大きくなり、メタル、チタンとクラブが進化したのです。