ひまわり、それは… | TVXQ蘭珠館…その扉を開けたなら…

TVXQ蘭珠館…その扉を開けたなら…

さあ愛でなさい。
ホミン信者の思いをギュッと詰め込んだ館です。

いらっしゃいませ、TVXQ蘭珠館へようこそ。

 

 

昨日の記事にランキングタグを貼るの忘れちゃった。

相変わらずどこか抜けている蘭珠です。

 

春と言うことで、まぁ良しとしましょう(関連性なし)照れ

 

本当に気温がぐんぐん上昇していますね。

日中なら半袖でも過ごせそうじゃないですか??

来月下旬に京都旅行がいよいよ実現するのですが、

完全に夏を意識して行かないとダメですね…

日焼け止め…日傘…ボディーシート。

これ必需品です!!

 

 

さぁそれでは、ユノのお帰りまでお休みなどないに等しいユノLetter、

本日は88通目を開封いたしましょう。

 

穏やかなチャンミンとユノロイドの生活を願う私達の声は届くのでしょうか…??

 

 

 

 

蘭珠館、開館いたします。

 

 

ハートハートハートハートハートハートハートハート

 

 

粋な計らいで叶った夜桜見物のあと、

ユノロイドはホームビデオカメラにはまりだし、やたらと録画をするようになった。

 

カメラに慣れている僕であっても、プライベートを撮られるのは恥ずかしい。

誰に公開するわけでもないなら尚のこと、あとでユノロイドと見返すなんて趣味が悪すぎる。

僕の表情は8割がた無表情だ。

 

 

今日もただいまの声からカメラが回り、

僕はパパラッチ対応に準ずる軍帽を深くかぶる行為でその場をしのいだ。

 

 

『もう~~やめてくださいよ~~』

 

 

ユノロイドのこじつけは天才的で、ある意味感心する。

迷惑がる僕に『まんざらでもないくせに』と、あくまで前向きだ。

 

 

足早に通り過ぎる僕を追って、ユノロイドは寝室で着替えをしようとする僕にカメラを向ける。

ご丁寧に実況の声まで入れて、僕を何とか乗せようって魂胆だ。

 

 

 

 

『おぉぉーー!!ジャケットのボタンに手をかけました…

そのしなやかな指は徐々に下降して…あ、いまベルトにたどり着いた模様です!!』

 

 

ウ…ウザい

 

 

僕は根負けと言う言葉は好きじゃないが、

どこかに根付いているアイドル気質を無視できず、

思い切り派手にシャツを脱ぎ捨て、いまだ美しい彫を湛えている筋肉美を見せつけた。

 

 

『出たぁぁぁああ!!芸術的なシックスパック!!』

 

 

やる時はやるんです…

 

 

ベルトを外し、半分まで下がったジッパーから見えていたものは、

この際サービスショットとして献上するとして、

さすがにボクサーパンツ一枚に黒の靴下と言う姿だけは、僕のプライドが許さない。

 

ユノロイドを部屋から追い出し、足音が遠ざかるのを確認したところで、

やっと素の自分に、左右非対称にたるんだ靴下の存在を受け入れさせた。

 

 

部屋着になってリビングに戻ると、ユノロイドはもうシチューの鍋をかき混ぜていた。

野菜の甘い香りが空腹を刺激し、引き寄せられるようにキッチンへと足を踏み入れる僕は、

何を話すでもなく、ただ出来上がる瞬間をかたずをのんで見守った。

 

ありきたりな光景だが、このふり幅の少ない幸福感こそが、

後に一番の安らぎだと気付く時が来る事を僕達は忘れがちだ。

ユノロイドとの生活が終わりに近づいた今だからこそ、

僕は意識してこの満たされている時間に敏感になろうと思っている。

 

もしかしたらユノロイドも、そんな思いからカメラを回し始めたのかもしれない…

深夜こっそりと再生している彼を想像すると、胸がチクリと痛んだ。

 

 

 

食事も終わりに近づいた頃、またユノロイドがカメラを手にした。

 

もうサービスはしないよと目で訴えて、僕はひたすら食事を続けた。

 

するとユノロイドはポケットから取り出したユノLetterをアップで映し、

差し出しながら僕を画面に捉えた。

 

手紙に怪訝な顔はしないだろうと言う彼の思惑は当たって、

受け取る僕の眼尻は期待通りにふにゃりと下がる…

もしこの映像を観たユノが同じように顔面が崩れたら、

また新しい幸福感が生まれ、連鎖するのだろう。

 

僕はそんなユノを意識して、手紙に頬ずりをした。

 

 

『読んでよ、カメラに収めるから。』

 

 

今日はユノロイドの攻めが厳しい。

喜びを見せた以上、ここで全力で拒否するのもどうかと思う。

 

僕はドSなユノロイドの為ではなく、

ユノLetterを残してくれたユノへの感謝の意を表して、

思い切って映像に88通目を残す事とした。

 

 

 

 

 

照れ隠しの表情から溢れる僕の本心を、ユノは分かってくれるだろう。

僕の大好きなひまわりの絵柄からは、もうユノの思いが伝わっている。

 

 

 

 

 

『チャンミン…

ひまわりを見るとどうしても一番先にスペインを思い出す。

2人で再始動して初めて出した写真集は、たくさんのひまわりに囲まれての撮影だったから、

その時の記憶が強烈なんだと思う。

 

あの頃の俺達はまだお互い、東方神起を守る事だけに必死だったな。

俺は一緒に守る事になったチャンミンを、何が何でも手放すものかってガツガツしてたし、

お前は逆に遠慮ばかりで、まだ水を得ていない感じだった。

 

でもこの撮影がきっかけで、俺達の距離はぐっと近づいたと思わないか??

俺はそのあたりからチャンミンに、

仲間としての意識より共に生きるパートナーと言う感情を抱くようになったんだけど、

まだそれが何を引き起こすのかも分からないまま、過ごしていたんだよな。

 

新鮮と言えば新鮮!!

 

スペインの夜は暑かったけど、俺達がその空気に翻弄されるには至らず、

ただ何となく一つの部屋で、いろんなことを話して眠りに堕ちると言う関係。

今じゃ考えられない(笑)

 

でもあの撮影があったから、俺はチャンミンをもっと知りたいと思ったし、

お前も俺に持っていた壁みたいなものを、全部とは言わずとも半分は取り払ってくれたと思うんだ。

 

結果これだ!!

 

永遠を誓い合う関係になるとは…縁って不思議だ。

 

 

チャンミン、俺はあの頃のようにまだ輝いてるか?

お前にとって一番の男か?

 

幸せにボケて自分勝手になっていないだろうかと、時々冷静に自分と向き合ってみるけれど、

好きで好きで…愛しても愛し足りないチャンミンが、嬉しそうに笑っている顔ばかりが浮かんで、

その冷静が長続きしない。

 

それは俺も、チャンミンに愛されている証拠だと思っていいんだよな?

 

 

これまでのたくさんの節目にも、決して離れない2人でいられたように、

この先もずっと…2人で節目を乗り越えて行こう。

 

ひまわりのように、太陽の照らす方向へ迷わず伸びる夫婦でありたい。』

 

 

 

読み終える僕の声が、少し震えていた。

 

ひまわりは僕に『確信』をくれた花なんだ。

この人とならどんな試練も乗り越えられると…

この人と肩を並べて本物の幸せを手に入れるんだと、

僕の背中を押した花なんだ。

 

それをユノも感じてくれていたのなら、やっぱり僕達は成るべくして成った夫婦なんだね。

 

 

ユノロイドがレンズに映る幸せそうな僕を見てつぶやいた。

 

 

『ずっとそのままの笑顔でいてくれよ。』

 

 

それはユノとしての言葉なのか、

あるいはユノロイド自身から出た言葉なのか、

それを知るにはまだ時間が必要だった。

 

 

 

続く

 

 

ハートハートハートハートハートハートハートハート

 

 

凄い成長!!

 

カメラで撮られていても、ちゃんと手紙を読むんですね!!

 

果たしてどんな映像になっているのか…興味深いです。

 

ユノロイドの思いは…

 

 

 

それでは本日の蘭珠館、これにて閉館いたします。

 

またのお越しをお待ちいたしております。

 

お出口ご案内は…

 

 

 

 

 

 

これがきっかけの写真ですね~~

 

ちょいと嫁を冷やかしてまいりますので、

信者の皆さまは東方神起テストの予習をしてお待ちください。

 

 

 

 

貴重な画像はお借りしました。

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