【飲食店 販促】 蕎麦(そば)屋はなぜ販促活動をしないのか? | 無料で飲食店の集客ができるマスコミ活用法

【飲食店 販促】 蕎麦(そば)屋はなぜ販促活動をしないのか?

先日、ある蕎麦(そば)屋に行ったら、箸袋のウラに
 「この箸袋5枚にて100円現金値引させて頂きます」
と書いてあるのに気がつきました。

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普通のせいろそば(600円)で換算すると、箸袋を5枚集めるには3000円使う計算になります。3000円で100円引きだから、約3%割引率です。

もっと値段の高いメニューを頼んでも箸袋は1枚しかもらえないので、割引率はさらに下がることになります。

常連客リピート客で、この箸袋を集めて利用している人がどの程度いるかわかりませんが、お客さんにとってはさほど魅力的なサービスとは思えません。

まあ、他の業態の飲食店がやっているような割引クーポンポイントカードに比べれば、手間暇をあまりかけずにできるので、やらないよりはいいのかもしれません。


私は蕎麦(そば)が好きなので地元の蕎麦屋はもちろん、都内に行ったときにも蕎麦屋によく入ります。
その経験から判断する限りでは、蕎麦屋で積極的に販促活動を実施している店というのは、あまり見かけないように思います。

飲食業界はますます競争が厳しくなっているようですが、蕎麦屋というのは例外なのでしょうか?

個人経営家族経営の小さな店ならば、家族数人が生活していかれるくらいの売上利益が上がっているのでしょうか?


飲食業界のプロデュースやコンサルティングを手がけている子安大輔氏は著書の中で、

「数ある飲食店の中でも蕎麦屋というのは、かなり特殊な業態と言えます」

と述べています。

蕎麦屋のつまみには思わず な ぁ」とぼやいてしまうものがたくさんあるというのです。

ちょっと有名な店では、板わさ・鳥わさ・お浸し・酢の物・蕎麦味噌・焼海苔といった、原価手間がさほどかかっていないようなメニュー価格が、意外と高いこと。

もう一つ特徴的なことは、街の蕎麦屋は夜は8時や9時に閉まってしまうところが多いこと。都市部ではその時間からが勝負という店が多い中、商売する気があるのか疑問すら浮かんでしまうのだそうです。

それを可能にしているのは、原価率とともに人件費率が低いこと。
一般的に蕎麦屋は細やかなサービスを期待されていないので、スタッフの人数が抑えられ、また、家族経営の店が多いので、外部の人間をあまり雇っていないからだと語っています。

蕎麦屋寿司屋(回転寿司は除く)など、伝統的な日本食の板前はその道の師匠について修行するためか、職人気質のタイプが多いですね。

そういう人が経営者になると、集客に関しても、「地道にやっていれば誰かが見ていてくれる」「何年か続けていればそのうちにお客さんがついてくれる」というような他力本願の考え方になります。

だから、彼らにはもともと販促活動とかマーケティングという発想がないのかもしれません。

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