今日は少し暑さも和らぎ、過ごしやすかったですね。
今週の中頃からまた暑くなるとか・・・
がんの三大治療=手術・放射線・抗がん剤。
乳がんは、これに加えてホルモン療法があります。
この他、向日葵が手術前にとても迷った治療法があります。
「ラジオ波熱焼灼療法(RFA)」です。
ラジオ波熱焼灼療法とは、
乳がんに針を刺し数分間、通電することにより、がん細胞を死滅させる治療方法。
おそらく傷跡も数ミリという小ささですよね。
しかし、手術のように切開しないから、本当にがんが取りきれたか病理検査ができない。
現在はまだ臨床試験段階で乳がん学会での標準治療としては認められていない治療法です。
この治療を実施している病院は、私が告知を受けた時に調べた限りでは、
全国でも数少なく、都内でも数か所の病院でした。
当初は、できることなら胸に傷を残したくない・・・
これでいけるなら・・・ という思いがありました。
告知を受けた病院の医師に相談した時、
「初発の時は完全に取りきること。100を0にすること。
そのための可能性が一番高い治療法を選択することが大事。
ラジオ波はリスクを伴うので、すすめられません。」
と言われました。
よって、第一の治療として、病理検査のできる手術を選択しました。
結果、正解だったと思います。
もし、ラジオ波を選択して、これから再発や転移したとしたら、絶対に後悔するはず。
あの時、何故、手術を選択しなかったんだろう・・・と
ちなみに、現在、向日葵が通院している病院は、
告知を受けた病院とは異なり、都内の某大学病院に通院しています。
現在の主治医と何気なくこのラジオ波治療の話になった時、主治医も反対してました。
世の中には色んな病院があるみたいですよ。
「再発したら治療費を全額返金します!」とか言ってるイイ加減な病院とか・・・
それで病状が進行してから送り込まれてくる患者さんもいるとか・・・
ちなみに、ちょっと明るい話題かも
何気なく、国立がん研究センター中央病院HP を覗いてみたら
このラジオ波治療が、なんと
H25年8月より先進医療制度としての実施を承認
されたらしいです。おお---
現在は、治療成績が乳房切除に劣らないこと、
乳房を切らないために整容性が優れていること、
を証明するための臨床試験を実施しているらしいいです。
乳がんも今から20年前位までは、胸筋まで切除するハルステッド法という手術が主流でした。
時代は変わり、今では、再建、温存、センチネルリンパ節生検と治療もかなり進歩しましたね。
あと10年、20年したら、このラジオ波治療も主流になってくるのかな。
更なる治療の進歩に期待したいものです
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