今日の主役:彩

年齢:24歳

広報経験:2年目

業種:玩具メーカー


忙しさにかまけて、報告をしないなんて一番良くない、ってことは分かっていました。でも、初のイベント出展で、かなりテンパってしまったのです。ごめんなさい。


結果からいうと、かなりGOOD! というか、相当GOODな状況でした。

社長からも褒められちゃいました。

小さいブースながら、常に人が溢れているという状態(小さいブースだからってのもあるけど)。

私自身がビックリでした。


勝因は何かと考えてみると、

本当にひとつひとつの些細なことだったとなぁと。

プレゼンだったり、対応だったり、ちょっとしたゲームでプレゼントを出したり、ってことの積み重ね。



結局、ユニフォームは、あまりお金をかけられないので、今の旬に乗ろうと、「羞恥心」の3人のように首に長いストール、今は、「悲壮感」も同じ感じですね。を巻くという作戦にでました。

開発部の人は、相当抵抗あったようで、「えーー」とか言われましたけど……。なんとかお願いして、カラフルな布を用意して、ほとんど手作りです。だって、予算ないんだもん。

はい、自分でミシンで縫ったりもしました。まさかここに来て、ミシン使うとは思わなかった。高校時代の学園祭以来だよ。

汗をかくので使いまわしができないので、20本くらい作ったの。

白いTシャツ(パンツもできる限り白っぽい色でで統一してもらいまして)にストールという簡単なものだったけど、会場では、かなりインパクトありました!!

玩具メーカーですもの、このくらいの遊び心がなくっちゃ!

そして、今回の目玉商品も、当初一色だったものを、いろんな色を出す方向にしてもらったので、ストールの色と絡めたりして。



具体的な、仕事としては、細かいことが多すぎるのだけど、前日の設営が意外と大変でした。いつもイベントが始まってからしか会場にいかないからしらなかったけど、前日は、もう建築現場のようなんですね。あらゆるところで、家を建てている感じ。これは、行ってみないと分からないことでした。その中で、いかにお客さんに興味を持ってもらうように、そして、見やすいようにするか、を考えてました。


ただ、反省点としては、ノベルティの数とリーフレットが足らなかったこと。ずいぶん余裕をみたつもりだったのに。今回、幸いなことに展示会の中でもけっこう注目されたので、最終日の午後からはリーフレットはコピーで対応する羽目になってしまいました。最終日がけっこう混んだりするのも、実感として分かったことです。


来年への課題です。


そして、なんといっても!

大手の玩具メーカーさんと並んで、賞を受賞できたのが一番嬉しかった。

それも、展示会に来た人からの投票で決まる賞をいただけたのです。

もちろん、商品自身に力があったからなんだけど、それに関われたことで、正直、ちょっと涙でそうになりました。


クリスマス商戦に向けて、これからもっともっと本気でPR開始です。


とにかく、今年の夏は、このイベント一色でした。

海にも行けなかったし、夏休みもまだ取れていません。

9月になったら、1週間お休みいただく予定です。


                                                               (終わり)


今日の教訓:やった分だけ報われる。今の旬に乗るのも大事。

今日の主役:彩

年齢:24歳

広報経験:2年目

業種:玩具メーカー



ブースの準備ができて、パネルやリーフレット、ノベルティもひとまず順調に進んでいる。

で、次に考えるべきは人なのだ。

説明員として、ブースに立ってもらう人を、営業部や開発部に依頼しなければ、ならない。


イベントの開催は3日間。イベントとしては、短い方なんだけど、3日間イベントに来てもらうには、ちゃんと根回しをしないと、なかなか「うん」と言ってもらえない。


営業部も開発部も忙しい人が多いから、仕方がないのだけど、商品をアピールする機会だから、是非、担当者には来てもらって、熱く語ってもらいたいのだ。


営業部の人には、ミニプレゼンもお願いしたい、と思っている。


こんな時、広報って無力だわ、って思う。


商品を見に来る企業やお店の人は、広報の話なんか特に聞きたくないのだ。それより、開発者の言葉の方が、説得力がある。企業だと、営業部の力も大きい。


そして、メディアも同じ。

広報部が取材対応しても、たいした記事にはならない。

ここは、やはり開発部のストーリーが必要なのだ。それがないと、なかなか記事にはならない。


開発担当者の上司に、お願いにいって、どうにか、3日間の間、ひとりずつは来てもらえることになった。

営業部も同様にお願いをした。

あとは、広報部でフォローしなくては!!


そして、当日のユニフォームもポイントなのだ☆

それこそ、他社との差別化をするために、どんなユニフォームにするかも考えなくては、昨年、見に行ったときには、浴衣を着ていた会社があった。法被(はっぴ)を着ていたところもあったし。

そういう派手さは、予算の関係で出せないけど、何か統一したイメージを作りたい。


今回の目玉商品にかけて何か、考えられないか?

例えば、Tシャツにプリントする? ←ありがちすぎ

スーツなんだけど、ネクタイを商品に絡める ←会場が暑いのでスーツは辛いかも


うーん、ひとりブレスト開始だ。


低予算で、インパクトのあるユニフォーム。

もしかしたら、それさえニュースになるような。

そんなことを考えながら、今日は帰りにいろんな店に寄ってみよう。

机の前に座っていても、いい考えが出てくるとは限らないのだから……



今日の教訓:派手さはなくても、インパクト! これはやっぱり大事

更新が遅れましたこと、お詫びいたします。誠に申し訳ありませんでした。


今日の主役:彩

年齢:24歳

広報経験:2年目

業種:玩具メーカー



出展ブースを依頼する会社が決まり、デザインを進めている。

小さい箱だけど、他の会社とは差別化を図りたい。

だけど、予算には限りがある。

そこで、必要なのが、値切りだったりする。

値切りっていうと言葉が悪いけど、要は交渉。

この部分は、こだわらなくてもいいから、少し値引きしてください、とか。

こちらの譲れる部分を提示して、少しでも、金額を抑えていくのも仕事なのだ。


っていうか、そんなの今まで考えたこともなかったよぉ。

そりゃ、海外に行けば、「Please discount.」なんてジャパニーズ英語で、値切ったことはあるけど、

会社のお金って、自分の懐が痛まないから、あんまり真剣に考えていなかったのだ。


しかし、今回は責任者っていうか、それはこのイベントのプロデューサーってことらしくて、プロデューサーって人は、お金のこともきっちり管理するらしいのだ。

あ~、言葉の格好よさの裏には、やはり大変な仕事があるわけですね。


ということで、与えられた予算と日々、にらめっこしながら、格闘しています。



そして、数日後。

デザイン会社から、最終の見積もりが来て、GOサインを出すことができました。

あとは、前日の設営で、いい形ができることを祈る。

あっ、その前に、色指定の依頼を忘れていた。


会社のコーポレートカラーをブースの随所に入れたいのだ。

これは、なんとか、無料でお願いできないかな~、と低姿勢で、御願いをしてみた。


すると、先方の社長さん、こんなに必死に打ち合わせしてくれる担当者は、珍しい!と言って、サービスしてくれることに!

ヤッター☆


設営の時には、ちゃんとお弁当とか冷たい飲み物とか、おやつとか用意しますから。

本当に、よろしくお願いします。


さて、パネルとリーフレットとノベルティ、こちらの会社とも、ガチンコ勝負しなくては!



今日の教訓:熱意は伝わる。