天空で大手術 | 面白い話、不思議な話、ワイルドな話

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自然を愛し、山を愛し

人を愛した賢者です。

表にはあまり出ることを

望まなかった

隠れた賢者の

言葉を書いてみます。

やがて白くて
大きな広い部屋に到着した。

何も置いていない
綺麗な大きな四角い部屋の

中央に丸木船は置かれた。

不思議なことに

ばんしの体が治療される一部始終を
7人の医師団と共にばんしも見ていた。

痛みもなく、恐怖心もなく
人事のように冷静に見ている。

麻酔も何もしない。

いきなり一人の医者が胴体から頭をはずした。

もう一人は胴体と両腕をはずした。

もう一人は胴体と両足をはずした。

もう一人は胴体を二つに、胸の部分と
腹の部分に分けてはずした。

体が、頭、手、胸、腹、足の
5つの部分に分けられた。

痛みも出血もない。

ばんしは

なるほど、人間の体はこの5つの部品?(五体)

から成り立っているのかと感心して見ていた。


その後もう一度体の5つの部品?(五体)を組み合わせて、
もとの体が完成した。

医師の団長がばんしに言った。

「これであなたは、矢があたっても
銃弾が当たっても、死なない体に作り変えました。」

体ではなく、様子を観察していたばんしに対して
団長は言った。


完成した体を丸木船に乗せて
再び地上に舞降りて行った。

病院の部屋に到着した。


7人の医師団は、完成した体を病院のベッドで意識不明に
なっている、ばんしの体にかぶせるように乗せた。

その様子をばんしは、7人の医師団と
一緒に見ていた。


次の瞬間
意識が戻って、目が開いた。

「先生―。おとうさーん。」

と周りで叫んでいる関係者の人々の声が聞こえてきた。

心配して、意識を戻そうと必死になっている関係者や
奥さんに

目を開いたばんしは

明るく

「おはようございます。」

ニッコリ、えびす顔であいさつをした。