山の神社に数時間いた。
色々話を聞いたり、
作業も手伝ったりして
新鮮な感覚だった。
スキーとかで、山に行くことはあっても
神社でこんなに長い時間を
過ごしたとは無かった。
不思議なことに
体が全然疲れを感じなかった。
作業も相当したが
体も気持ちも、ルンルンしていた。
山には自然の気が充満していて
その気を浴びると
陰はお風呂に入ったような良い気分になる。
自分事態も
やる気が湧いて、体もはずむように動いた。
ちょっと日常では
考えられない気分だった。
ばんしは言った
「山から見込まれるような人間になれよ。」
「人の器が大きくなる。運命も変わる。」
「山が嫌うのは、妖気だぞ。
暗い気持ちや、冷たい態度は無しだぞ。
暖かい、明るい言葉、心、態度が大切だ。」
「しかし、山は簡単には人を見込まれない。
何度も何度もその人を試される、
時を選ばず、手段を選ばず、その人の
本心を試されるのだ。」
「だけど、答えは妖気絶無。」