今年の1月に、TVで「ソードアート・オンライン」というアニメの映画版「オーディナル・スケール」を観ました。
原作は、電撃文庫というライトノベル文庫所収で、2010年前後にすごく売れたらしい。
・・・という前知識だけで初見した所、なかなか面白いと感じました。
で、設定が知りたくなって、原作本のうち「アインクラッド編」を入手。
セガレにも勧めてみると…読破してました。
やはり、アニメを先に見ていると、スっと世界に入って行けるみたいです。
小説を読みながら絵柄も声も容易に想像できるというのは、大きいのではないか。
前回に引き続き、「アニメ等の映像が先、活字本がアト」という作戦は有効だと確認しました。
ウチの子、活字を読まないな~とお思いの親御さんは、試してみてはいかが?
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本作をジャンル分けすると、剣と魔法の世界…に見せかけた「デス・ゲーム」もの。
VR技術を使って、仮想空間(メタバースみたいな)に意識をダイブさせるゲーム「ソードアートオンライン」に、ゲーマーである主人公が参加します。
軽くゲームを楽しむはずが、参加者が本当に死んでしまうデス・ゲームに巻き込まれていき・・・というお話です。
オンラインゲームを下敷きにしつつ、人狼ゲーム的な要素も見え隠れし、今どきな設定に思えました。
ホラーやデス・ゲームものがお好きな方も、楽しめそう。
しかし、個人的には「本シリーズは長い」と感じてしまいます。
原作は20巻以上ありますし、アニメ・シリーズも数多く制作されています。
それだけヒットしたわけですが、2024年まで全然知らなかった(^_^;)。
前回の「辺境でスローライフ」はリアルタイムで体験したものの、ここ10年はアニメや漫画から遠ざかっていたためです。
ボクの中では「失われた10年」ですね。
2020年あたりから、少しずつ子供に手がかからなくなってきて。
やっと、アニメ等を楽しむ環境になってきました。
そうして今回の様に、時代をさかのぼって、諸作品を探しておるわけです。
なお。
古い作品ですから古本や図書館で手に入りやすい…というセコ技としての面も、もちろん意識しております。