最近忙しいので、今のうちに連続投稿しちゃいます。
前回に記した進研ゼミですが、ハイレベル問題はこんな感じ。
うろ覚えですが、ご紹介。
・コーラを31本買いました。
・ビンを8本返すと、1本もらえます。
・では、全部で何本飲みましたか?
アタクシ、始めは、こう考えたのです。
31÷8だと割り切れないから、3回返して3本ゲットだな。
つ~事は、31本+(ゲッツした)3本=34本が飲める?
何か引っかかるモノがありましたが、答えは34本だと。
すると、やっぱり間違い。
答えは35。
セガレも間違って、やり直して正解した様子です。
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再度、考えてみました。
考え方として…この問題に出てくる輩は、欲の皮の突っ張った、実にセコイ奴なんです。
しかも、恐るべき大食漢ときた。
・まず、31本中の24本飲む。
・急いで24本の空きビンを返して、3本をゲッツ。
(この時点で、初めの31本のうち、7本が残っています)
・飲み残した7本と、新たにゲットした3本のうち1本を飲む。
・また8本を返却して、さらに1本をゲッツ。「しめしめ…」。
(この時点で、初めの31本は空です)
・ゲット1回目のうち残り2本と、ゲット2回目の1本を飲み干す!
日本語で書いているとヤヤコシイですが…トータル35本になります。
2回に渡って、空き瓶を返却しているんですね。
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何か、問題の出し方がアッサリし過ぎている気もします…。
「ただし、ゲットしたコーラを飲んでも良い」とか何とか書かないと。
ボクの様な小食、かつ善良な小市民は、「さらにゲットしてやろ」という気が起きない。
(アタクシごときは、1本ゲットで十分でござんす)
悪知恵の働く御仁なら、一発解答するでしょうけども。
冗談はともかく、この「但し書き」というヤツは、かなり重要だと思います。
「算数」の時代から数学が苦手だったボクですら、「但し書き」が解答への補助線になった事はある。
ましてや、社会人以降の法的・公的な文章など「ただし~」の連発ですよね。
しかも、極小の字で。
「ハイレベル」を謳うならば、そろそろ「但し書き」を入れても良いのでは?と思えました。
ケチはつけましたが、考え方としては面白い問題だと思います。
世の中、意地悪な奴ばっかりですから。
若いうちから慣れておくのも良いな、と。