前回告知した様に、今回は妹(6歳4か月/年長)の絵を、UPしてみます。
たぶん一枚絵としては、妹の方が見やすい様に思います。
まず一点目は、昨年(2020年)の夏頃までの絵です。
眼の表現が、全部コレです→(^_^)。
ニコニコっと笑った目ですね。
チョロっとまつ毛を描いていますが・・・工夫らしい点が、ようやく見え始めた頃なのでしょうか。
多分、ボクが「まつ毛を描いてみたら?」と言ったから描いたと思います。
8歳の兄貴と、6歳の妹とで、最大の違いはココです。
妹の方は、兄貴のマネをしてきたためか・・・ボクや大人の意見を、比較的素直に聞く。
そして、意見を取り入れる。
上手く描けないと癇癪を起こしますが、「いや、服は上手く描けているよ?」など一部を褒めてやると、気を取り直して描き続けます。
「とりあえず、言われた事を試してみるか」という。
こういう事って、かなり大事な点だと思われます。
2点目の写真は、2020年の秋の作品。
たぶん、9月か10月頃に描いていたと思います。
まつ毛の表現は残しつつ、目が開いた!!
ニコニコ・マークに終始していた絵から、目が開く絵に変わりました。
文字通り、開眼したのかな(^^)。
この頃は、兄貴の影響で、マンガなど他人の絵を意識的に見ていました。
そして、ボクの意見とは別に、他の絵を「ちょっと取り入れてみよう」と。
妹なりに、少しずつ工夫を始めたみたいです。
そして、10月かな。
少女漫画誌「りぼん」の妹分的な雑誌を、プレゼントしてあげました。
付録にポーチ?ネイル?・・・女の子は進んでるな~と、驚きました。
オシャマになってきた彼女に、付録をプレゼントするつもりで買ったのですが。
意外とマンガの方も読んでいました。
元気よく、以下のようなセリフを音読していたっけ。
・「私○○は、親の反対で、彼氏の○○と別れたけど」
・「もう一度カレとやり直すために、親を説得することにしたんだ」
オトコ親としては、「おいおい・・・。小学生で彼氏かよ。早い、早いよ」とモヤモヤしましたが。
少年ジャンプよりは高価なので、「せっかくだから、絵もマネして描いてみなYO」と。
兄貴に続いて、模写修行させました。
毎日ではないですけどね。
洋服とか髪とか、アクセサリーを取り入れ始めてますね~。
「鬼滅の刃」について、ボクが「髪型と服だ」とか演説しているのを聞いて、取り入れたのか。
女の子らしく、自然と目が向かったのか。
なお。
妹には、円柱や四角柱は、この頃に練習させました。
あまり早くから練習みたいなのをするのは、楽しくないかな~と思いまして。
「絵が上手くなりたい!」という姿勢が見えてくるまでは、何も言わずに描かせてきました。
そして、次の絵は。
今年の1月(先月)に描いたものです。
鼻の位置が、ちょっと不自然ですが・・・。
次の次の絵で説明しますが、上を向いている絵だから、この位置になったみたいです。
で、この絵の次に描いていたのが、下のクレヨン画です。
リアリティが出てきたというか・・・。
お姉さんっぽいというか・・・。
コメントは、ここまでにしようかな。
ちょっと整理がついていませんので、理屈がこねれない。
話を戻して、鼻の位置です。
こんな絵を描いてみて、説明していました。
顔の全体像は同じでも・・・。
耳の位置を基準にして、目や口の位置を変えてみたらどうかな?と。
アゴを上げた絵などは、とても描けませんのでね。
「そういう表現は、どうかな?」と提案してみました。
そうして描いていたのが、上の上の絵ですね。
そんな指導をしていた所。
妹が描いてきたのが、下の絵です。
一瞬、どういうアングルか分かりませんでしたが。
「机で、女の子が寝ている絵だよ」と、説明してくれました。
あ~、なるほど~と。
結構、感心しました。
まさか、真上から人物を描くとは、到底予想してきませんでした。
ボクが本来、描いて欲しかった絵に、ちょっと近いかも・・・。
別に、マンガ絵を馬鹿にしている訳じゃないです。
ただ、理屈として、絵画的な絵を通ってみて、マンガ絵に戻ってみたら・・・。
すごく上手くなっていくよ、と。
そういう風に伝えたいのですが・・・さすがに一年生の前後の歳では、上手く伝わりませんね。
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3回に渡って、イラストについて記してきました。
なぜ、こんな迂遠な作業をさせているかと言いますと。
一昨年に記したと思いますが、8歳までに、この手の才能はほぼ定着しちゃうみたいだから・・・です。
・運動能力
・絵や音楽といった芸術面
・囲碁将棋や折り紙・パズルといった、図形的な面
・・・学習面は、今後もどうにかなりますが、この手の才能は・・・ね。
ともあれ。
おおむね3ヵ月~半年くらいで、子供の絵は、かなり変わるらしい、というのは実際の絵でお分かり頂けるかもしれません。
では、また。