前回の続きです。

「都道府県を覚えてみ?」と課題を出したが、なかなか・・・ね?という話です。

 

・ボク「覚えたかい?」

・セガレ「・・・(下を向くか、ノートに数文字が書いてあるのを見せる)」

・ボク「これだけか!?」

・・・といったやり取りを1~2週間続けたりして、なかなか進みませんでした。

こういう声かけはアカンと頭で分かってはいても、やっぱり口にしてしまいました(^_^;)。

 

そうした内に、4月になり課題も出て。

課題が優先ですから、都道府県も漢字もウヤムヤになりかけました。

そうした所で、5月中も休校となりました。

 

逆にチャンスかなと思いました。

「よし!ちょっと変わった地図を買ってやる!頑張って勉強せい!」と。

こんなん買いました。

 ↓

「るるぶ」が小学生向けに書いて、ちょっとヒットしている雑誌(?)です。

各県につき、人口や県庁所在地(の人口)、農産品や名産品や名所が3つずつ載っています。

ほかにも、高速道路網や温泉地、名城などが、写真やイラスト付きでコラム的に載っている。

「社会科の資料集」を、もう少しクダケた感じにした感じでしょうか。

 

これは、ウチの中では結構ヒットしました。

テレビのクイズ番組で、結構出るのです。

「栃木県の県庁所在地は?」「香川県の県庁所在地は?」といった問題が出て。

大人でも、即答できるかどうか怪しいものです。

そういう時に、「なんだっけ?・・・ホレ、あの本を見てみ?急げ!」とか言ったら。

セガレは、慌てて「るるぶ」を読み返していました。

・他にも、「メロンの収穫量が日本一の県です」といった問題とか。

・「この形は、何県でしょうか?」と、黒塗りで県のカタチが出題されたり。

割とこの雑誌に載っているので、セガレも興味を持ったみたいです。

クイズ番組でなくとも、ご当地を巡る旅番組なんかも、多いですからね。

都道府県や地名を知っておれば、テレビも面白くなる。

 

興味が出たら、県名を覚えるのは早かったです。

そして、例えば香川県がどの位置か、正確には出なくとも。

「四国地方だよね!」みたいに、近い所までは出てくる。

で。

「俺、四国は漢字で書けるようになった!」と、派生した知識も披露していました。

 

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悲しい事に、正確に答えられないと、テストでは0点かもしれません・・・。

しかし、子供の中で、知識量は増えています。

また、前回記した様な「継続が効果となって表れる」「類推できる」といった狙いも、まぁボンヤリ経験できています。

現時点では、それで良いかな?と思いました。

解答が間違った時に、プライドが傷ついて勉強や好奇心を持つことを止めてしまう・・・。

これは、避けたいのですね。

こういう負のサイクルから視点をズラさないと、人生、息がつまる気がします。

 

この3~5月は、振り返ってみると、親であるボクとしても、少しだけ成長できた期間になるかもしれません。

「漢字は覚えたのか!」と暗記量や勉強量に対して怒っているよりは、アウトプットも考えて誘導しよう・・・という風に、考え方が変わってきましたからね。

この辺はまた、もう少し考えを煮詰めてから、後日記していきたいです。