コロナ禍の中でのゴールデンウィークとあって、イマイチ盛り上がりに欠ける連休でしょうか。

ただ。

最終日になって、NHK-FMで半日かけて「今日は一日ガンダム三昧」をやっていたり。

4月から中高生時代によく原作を読んでいた「銀河英雄伝説」が、改めて新作アニメ放映されていたり。

(初代のアニメは原作に忠実だったため、新作にはちょっと違和感ありますが・・・)

インドア派としては、それはそれで嬉しい日もあるものです。

 

さて。

セガレは2年生になったものの、1日だけ登校して、後は自主登校の日々が続いております。

1年生のうちにチラチラ調べてみると、小2の算数は、どうやら「かけ算」「筆算」がキモになる様に見受けられました。

そこで。

コロナ禍の前の話になりますが、今年1月にかけ算(いわゆる九九)と筆算を教えていました。

今回からしばらく、九九について記してみます。

 

まず。

概念的には、次のような教え方が多いように思われます。

 ・たこ焼きの舟に、たこ焼きが5つ乗っています。

 ・舟は、3つあります。

 ・たこ焼きの総数は、5×3で15個となります。

こういった説明は、正しいと思うのです。

しかし、セガレは今一つピンとこない様子でした。

九九になると、この手の概念が吹き飛ぶというか・・・。

数値だけで、5×3=15がスパっと頭に浮かべにくいというか。

 

初めは、「とにかく暗記なんだよ」「サザンがクとか、語呂で覚えるんだよ」とか言っていましたが。

1日かそこらでポイ!・・・でした。

そこで、下記の様な表をシコシコ作って、見せてみました。

この表を見ますと、例えば2の段ですと、2×2、2×3、2×4と・・・2の階差数列ですわね。

差が2。

「2を足していくだけじゃん?」と言いますと、「あ~そうか」との返事が返ってきました。

「3×3ならば、3+3+3・・・3を3つ足す足し算・・・とも言える」

 

で。

表を覚えちゃいなよ、と言っても聞かず。

セガレは「自分で考える!」と言い張って、どうにか力ずく足し算してました。

「4×6は・・・4+4+4+4+・・・あれ?何個を足したか、忘れちゃったじゃん!!」とか怒りながら。

 

この方法には、はっきりと難点があります。

5の段くらいまでは、足し算の力技で解けますが。

6の段あたりから、足し算では間違いが出てくるのです。

ましてや、桁が増えて、例えば12×12みたいになってきますと・・・ね。

いずれは通用しなくなる手法。

(階差数列の概念をザっと知るには、良いと思いますが・・・)

 

5の段までは何とか(何も見ないで)答えていたセガレも、6の段からはパタッと答えられなくなりまして。

6×4とか、8×4みたいに「×4」あたりまでは、足し算で何とかなりますが、そこから先がダメでした。

「表を見ても良いんだよ?」と言っても、断固「自分の力だけで考えて、答える!」と聞く耳を持ちません。

 

そこで、ちょこっと反則技を教えまして。

どうにか力技の「足し算だけで九九を答えてしまう」所まで持っていきました。

その手法は、また次回、お伝えします。